偶然か、罰則か…A・ビルバオ戦のバルサメンバーに飛び交う憶測

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 13日に行われたリーガ・エスパニョーラ第3節、ホームでのアスレティック・ビルバオ戦の2日前の夜だった。11日の木曜日の夜にバスケット・ワールドカップ準決勝アメリカ対リトアニアのゲームがバルセロナの会場で行われていた。

 このゲームには6人のバルセロナの選手が観戦に訪れていた。ダニエウ・アウヴェス、マルク・バルトラ、ラフィーニャ、ジェラール・ピケネイマール、そしてセルヒオ・ブスケツだ。準決勝は21時から始まり、試合が終わったのは22時56分だった。

 ルイス・エンリケ監督は『23時までには帰宅しなければならない』という規則をトップチームに設けている。当然ながらバスケットのゲームを最後まで観戦していれば、バルセロナの選手は指揮官が設けた規則を破ったことになる。

 アスレティック・ビルバオ戦にはバスケットを観戦した6人のうちラフィーニャ、D・アウヴェス、バルトラはメンバー召集外となり、ピケとネイマールはベンチスタートだった。バスケットを観戦した選手で唯一ブスケツだけはスタメンで出場したが、彼はハーフタイムに帰宅していた。残り5選手はゲームを最後まで見届けていた。

 チームの規則を違反したから5選手はメンバー外やベンチスタートという罰則を与えられたのか。同じように観戦していても規則を守ったからブスケツはスタメン出場を果たしたのか。

 これは偶然か、それとも罰則なのか。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』はそう伝えている。