グーグルがディープリンク付きのアプリ広告を開始
ユーザーをアプリ内の特定の情報に導く広告がスタートする
もうじき、タップするとアプリ内の情報を表示するような広告を目にするようになるだろう。こうした広告は、グーグルのモバイル検索、YouTube、またはグーグルのアドネットワークを利用しているサードパーティー製ウェブサイトで表示される。
本日グーグルは、タップすると広告主のアプリを起動して特定の情報を表示するボタンを配置した広告を提供すると発表した。ユーザーが対象のアプリをインストールしていなかった場合は、アプリをダウンロードするように促される。これは「ディープリンク」として知られる手法で、ユーザーをアプリ内の特定の情報に導くものだ。
グーグルが提供している他の広告と同様に、こうしたディープリンク広告も、ユーザーに合ったアプリを提案するために個人情報を利用する。例えば、ユーザーがどのアプリを頻繁に使っているか、どんなアプリ内課金を利用しているか、といった情報だ。「もしユーザーが日常的にエクササイズを行っており、走行距離を計るアプリを利用している場合、食べたものや消費カロリーを計測するようなアプリの広告が表示されるでしょう」と、同社のブログに述べられている。
アプリ広告自体はグーグルが2011年に開始しており、これまでに非常に効果があったことが証明されている。今回はこのアプリ広告に、ディープリンクの機能が備わっている。ツイッターやヤフーもまた、アプリ広告を使い始めているようだ。
画像提供
トップ画像:Dan Rowinski
文中画像:Google
Selena Larson
[原文]