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東芝ホームアプライアンスは2月4日、同社製の縦型洗濯乾燥機の一部機種で、本体内部の配線が断線する可能性があることが判明したと発表した。発煙・発火に至る可能性もある。該当製品については、無料で点検・修理を行う。

発煙・発火の可能性が判明したのは、2005年7月から2011年11月までの間に製造された東芝製の洗濯乾燥機および無印良品の洗濯乾燥機(東芝が生産し、良品計画が販売したもの)。原因は、本体背面の下部で束ねて固定されているモーター、排水弁などの配線被覆部分(塩化ビニール材)が劣化した場合に起こる、運転時の振動等による断線。この断線により、火花が生じることがあり、潤滑剤(シリコングリス)を塗布した発泡ポリエチレン製のクッション材に着火することで、発煙・発火に至る可能性があるという。

対象製品に関しては、東芝テクノネットワークないしは東芝グループの技術者が訪問し、配線の交換、クッション材の変更、配線の下への不燃布および不燃シートの追加を行う。

詳細は東芝のWebサイトを参照のこと。なお、2月5日付けの主要新聞の朝刊にも、告知広告が掲載されている。