「電話したら来てくれる人が欲しい」と語ったマツコ・デラックス

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 タレントのマツコ・デラックスとお笑い芸人のダンディ坂野が7日、都内で行われたミスタードーナツの新CM発表会見に出席した。お正月の過ごし方を聞かれたマツコは、熱のためほとんど寝込んでいたことを明かし「休みが1週間くらいあったけど、そのうち5日間くらい寝込んでいて」と残念そうに吐露。「いい関係の人じゃなくても、誰かが来てくれる状態を作っておかないと。こうやってこのまま1人で死んでいくのねって、現実味を帯びてきました」と独り身の寂しさを実感したことを口にした。

 楽しみにしていたおせち料理も食べられなかったといい、大晦日のNHK紅白歌合戦も「録画してさぶちゃん(北島三郎)の大トリだけ観たわよ」というマツコ。「お正月から切実だった、男でも女でも電話したら来てくれる人が欲しい」と訴えたが、「みんな旅行に行っていたりするので、『助けて』って言って向こうのお休みが楽しくなくなっちゃったら悪いからこらえていたの」と周囲の人々の事情を考えるあまり、素直に助けを求められなかった心中も明かした。

 一方のダンディは、お正月を家族団らんで過ごしたといい「大きな神社から近所の小さな神社まで、初詣だらけでした」とほくほくの笑顔で報告。2014年の抱負として、持ちネタの「ゲッツ!」をもじった「熱ッツ!」を掲げ「去年もおかげさまで良い年だったので、さらに熱くしたい」と上機嫌。「一発屋芸人」と言われつつも順調に仕事をこなしているダンディに、マツコは「こういう残り方をする人ってそんなに現れないよね」と感心しきりだった。

 ミスタードーナツでは、今月8日より全国店舗にて同店初となる温め専用ドーナツ「熱とろポン・デ・リング」を期間限定販売。会見ではこれに合わせてマツコが出演する新CMの放送が発表されたほか、試食も実施。あまりのもちもちぶりに、マツコは「大ヒット商品から派生してちょこちょこっと変えたものとは違う、新商品と言ってもいいほどの変化」と大絶賛していた。(中村好伸)

ミスタードーナツの新CM「シズルストレート篇」は1月8日より放送開始