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JR西日本グループは6日、「下関駅にぎわいプロジェクト」の一環で、「JR下関駅舎改良」「東西連絡通路整備」「JR下関駅ビル」「ショッピングセンター『リピエ』」が3月16日に完成・開業すると発表した。

下関駅は2006年1月に発生した火災で旧駅舎が消失。仮駅舎での営業が続いたが、下関市の玄関口にふさわしいにぎわいの創出と利用者へのサービス向上を目的に、「下関駅にぎわいプロジェクト」が進められ、この一環で駅舎を改良し、新たな駅ビルが整備されることに。旧駅舎の三角屋根のシルエットを再現した外観デザインとなり、エントランスには旧山陽ホテルのレリーフを設置。建物南側壁面には海の生き物たちが描かれるという。

JR下関駅ビルの1・2階はショッピングセンター「リピエ」として、山口県初出店の16店舗を含む計24店舗を展開。「ニコアンド」「アース ミュージック&エコロジー プレミアム ストア」「ゾフ」などファッション・雑貨のテナントが充実するほか、1階に「ヴィドフランス」、2階に「サンマルクカフェ」もオープンする。会員カード「リピエポイントカード」も発行。3階は下関市公共施設「ふくふくこども館」(4月1日開館予定)となる。

東西連絡通路(下関市施工)も整備され、下関駅の出改札は中2階東西連絡通路に移設される。JR西日本グループは新しい駅ビルや東西連絡通路の完成・開業などにより、「駅からペデストリアンデッキ(人工地盤)にスムーズに移動いただけることになります」としている。