初デートにオススメ!「2人の距離を縮める」デートの座り方

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みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。

前回のコラム『合コンでモテる「座り位置」とは? 有利・不利のポイント』で、飲み会時の座り方について書きましたが、今回のテーマは一歩進んで「デートの座り方」。会話やオシャレはもちろん大事なのですが、座り方を少し工夫するだけで、彼との距離を縮めることができるのです。

■座るのは彼が座るのを見届けてから

まずは基本姿勢から。飲み会とは異なり、彼が見ている女性はあなただけであり、座っている数時間はずっと注目されているのです。特に初デートでは、好印象を与える座り方を心がけましょう。

店に入って初めて座るときは、彼が座ったあとに座ると、「男性を立てられる女性」という好印象を与えられます。続いて、顔と体を彼の方向に向けて座ること。その向き合い方が「あなたと話したい」という意思表示として伝わります。また、男性の好む清楚さを感じさせるためには、背筋を伸ばし、両手は机に置かずひざの上へ。足は組まずにそろえておきましょう。

■テーブルよりもカウンター席

次に、より親近感や一体感を高める4つの方法を紹介していきます。

1つ目は、できるだけ対面ではなく、横に並んで座る席を選ぶ。彼と入った店で「テーブルとカウンターのどちらがいいですか?」と聞かれたら迷わずカウンターを選んでください。ペアシートも同様ですが、横並びで座ることで、手足が軽くふれるなどの物理的な距離が近くなる上に、「常に顔を見なくてもいい」という気楽さから、話が弾みやすくなります。もちろん、こうして横並びに座っていても、先程お伝えしたように、真正面を向くのではなく、顔と体を彼の方向に向けるように心がけましょう。

もし対面型のテーブルに座ったとしても、できるだけ自然体で話せるように、イスの位置を左右のどちらかに1席分ズラして正面を外すことで、ある程度は効果があるものです。

■相手の利き腕と反対側に座る

2つ目のポイントは、相手が右利きなら左側に、左利きなら右側に座る。利き腕側を空けておくと、食事をしながらでも話しやすいですし、自然にお互いの方に向き合う体制になります。

一方、相手の利き腕側に座ってしまうと、常に肩越しの会話となり、距離感が近いわりにぎこちない雰囲気になってしまうので気を付けましょう。

■共感したら身を乗り出す

3つ目のポイントは、話が盛り上がったときは、身を乗り出す、座り位置を前にすること。「これおもしろいよね」「私もそう思ってた」、「この前見た映画が○○で……」「おもしろそう!」などと共感し合えたときが、最も二人の距離が縮まりやすい瞬間です。わかりやすく身を乗り出したり、彼に少し顔を近づけたり、楽しさを二人で共有してください。

また、彼に「笑顔がかわいい子だな」と思わせるのは、このタイミング。あなたの一番かわいい笑顔を彼に近くで見せてあげましょう。

■彼の座り方や仕草とシンクロ

4つ目のポイントは、彼の座り方や手の動きをマネする。姿勢や座る角度、手足の位置と仕草をシンクロさせることで一体感が高まり、ますます会話が弾みます。

さらに、表情、会話のフレーズとテンポ、飲食のペースなども彼に近づけることで、その効果は倍増。彼は「自分とのデートを楽しんでくれているのかな」という手応えを抱き、それが次のデートや告白につながっていきます。

■おわりに

今回紹介した座り方が最も大切なのは、“初デート”や“口数の少ない男性が相手”のとき。「少しでも話しやすい雰囲気にする」「できるだけ一体感が生まれるようにする」ためには、こうした小さな心がけが大切なのです。

もしあなたが「座り方くらい自由にさせて!」と突っ張りたいのであれば、それでもOK。その分、外見や会話術を磨いて、彼を引き付けておけばいいのですから。ただ、外見や会話術は、磨き方の方向性を間違えてしまうと、全く男性の心に響かず効果は未知数。だからこそ、「どんな女性でもすぐに使えて、どんな男性にも好印象を与えられる」今回の方法を使ってみて欲しいと思います。

「デートが盛り上がらない女性」なんて言われたくないですもんね。

(木村隆志/ハウコレ)