2014年春夏コレクションスタート「サポート サーフェス」自然に溶け込む服

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 ニューヨークを皮切りに各都市で発表される2014年春夏コレクションのファッションウィーク開幕を前にした9月5日、東京で「support surface(サポート サーフェス)」のランウェイショーが開催された。デザイナー研壁宣男が手がける新作コレクションのテーマは「靡く(なびく)- floating」。

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 「support surface」のショー会場は、六本木「リッツカールトン東京」グランドホールルームのホワイエ。研壁は今回、あえて光が差し込む開放的な場所を選び、そして流れるようなピアノの生演奏を響かせた。2014年春夏コレクションは、エイジレスな服を目指す「support surface」ならではの布使いやドレーピングはそのままに、よりシンプルなカッティングで「やわらかく、さりげなく、自然な流れ」を意識したという。イタリア製の羽の刺繍は、華奢な首元や袖のアクセントに。シルクローンの水彩画のようなプリント柄は、バックスタイルに無地を使用して1つのガーメントにストーリーを持たせている。ふわりと舞うように軽やかなテキスタイルは、歩くたびに自然光や空気に溶け込んだ。

 2014年春夏シーズンの新作を発表するコレクションウィークは、9月5日に開幕するニューヨークコレクションをはじめ、ロンドン、ミラノ、パリ、そして東京へと続く。「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京)」は、10月14日〜10月19日に開催予定。「渋谷ヒカリエ」のヒカリエホールなどを会場に、ランウェイショーやインスタレーション、各種イベントが行われる。


■「support surface」2014年春夏コレクション 全ルック+ディテール画像公開
 http://www.fashionsnap.com/collection/support-surface/2014ss/