【韓国ブログ】韓国でも「半沢直樹」旋風が巻き起こる？
今、日本で最も話題になっているテレビドラマといえば、堺雅人主演のTBS日曜劇場『半沢直樹』だろう。韓国では放送されていないが、会員制の動画専門サイトなどを通じてほぼリアルタイムで視聴できるらしく、韓国でも注目を浴びているようだ。
韓国人ブロガーのラミさん（ハンドルネーム）は、日本ドラマ歴13年という筋金入りの日本エンタメファン。『半沢直樹』はこれまで観たドラマの中で、一番面白いという。「とにかくドラマのレビューが書きたくなった。問答無用、ジャンル不問、この作品は絶対に観た方が良い！」とブログの読者に強くすすめた。
ラミさんによると、半沢直樹が人々と協力して問題を解決していくというストーリーラインがとても明快らしい。さらに、スピーディーな展開は、視聴者を飽きさせないと評した。特に、平凡なサラリーマンが理不尽な試練や陰謀に翻弄されることは韓国でもよくあるため、「正義感の強い半沢が敵と戦いヒーローとなっていく姿は、韓国の人々にも痛快さと爽快さを与えている」という。
「ドラマを見るたびに、私は格好良い台詞や演技力を見せつける俳優陣のすごさを感じる。そして挿入音楽は観る者をドラマ中に引き込んでしまう」と作品の魅力を説明。まだ観ていない人は大阪編を予習してから、6話から始まる東京編を楽しんだら良いだろうと記した。
韓国人ブロガーのヨンヒュンダイさんは、「いま日本では『半沢直樹』という銀行マンのドラマが人気だ。『倍返し！』といった台詞も流行している。これまで漫画が原作の日本ドラマは非現実的なものが多かったが、今回は現実的で人々から大きな共感を得ている」と日本のドラマ事情について説明した。
また、韓国では『愛なんていらねえよ、夏』、『ハケンの品格』、『女王の教室』、『家政婦のミタ』など日本のドラマが次々とリメイクされているとし、『半沢直樹』も将来リメイクされる可能性はあるだろうと推測。すでに期待しているとし、リメイクが実現することを祈った。（編集担当：新川悠）
