今月5日、秋葉原駅近くの高架下に、新たな商業施設が誕生した。その名は『CHABARA AKI-OKA MARCHE(ちゃばら あきおか まるしぇ)』。

これは1989年まで秋葉原にあった、神田青果市場に由来したネーミングで、市場という意味をもつ「やっちゃ場」と街の名前をかけ合わせた造語だ。
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秋葉原に眠っていたかつての食文化は、全国各地の名産が手に入る大型食品専門店として復活した。施設の中心となるテナントは、『日本百貨店しょくひんかん』。多くのショップが並ぶこちらでは、北海道から沖縄までの選りすぐりの美味に出合える。

すでに足を運んだというブロガーたちは、
・目移りしまくり。あまりにも楽しくて、うっかり5時間ぐらいいました(笑)
・ちょっとした旅行気分を味わえたよ。地元食材がたくさんあって、超感動
・年中やってる大きな物産展にきたみたい。大小いろんな店があるのも面白い♪
と大絶賛。各地域ならではの食の魅力をしっかり堪能したようだ。

CHABARAが取り扱う商品は、社長自らが全国を回り、取引を決めたものも多いという。売り手側が「本当に美味しい」と感じたものだけを販売する、そんな姿勢も支持されるポイントかもしれない。

また、CHABARAでのショッピングの楽しさは、商品のラインナップ以外にもある。たとえば、
・各地のコーナーがエリア関係なくランダムに配置されてて、探検してるみたい
・店員とのコミュニケーション。地元ならではの食べ方とか教えてもらえる
・珈琲や美味しい鎌倉の精進料理をいただける、イートインスペースも最高♪
などなど、今すぐに出かけたくなるような嬉しい要素が盛りだくさん。秋葉原の地で、全国各地の逸品はもちろん、本当にその地に訪れたようなワクワク感まで体験できるのは嬉しいかぎりだ。

ところで、秋葉原から全国の“いいもの”を発信するのは、これが初めてではない。実は2010年には、JR秋葉原駅と御徒町駅間の高架下をリノベーションし、「ものづくり」をテーマとした『2k540 AKI-OKA ARTISAN』をオープン。ショップとアトリエ、ギャラリーなどが一体化した、新しい買い物スポットとして人気を集めている。

いわゆる“オタク文化”を中心とした、これまでの秋葉原のイメージを覆しそうなムーブメントに対し、ブロガーたちは、
・アキバは独自のカラーを保ちながら、しっかり進化してる
サブカルを生む母体的存在なのに、洗練された顔も持ち合せてるんだよね
・いずれにしても、常に“今”を感じられる場所だと思う。目が離せない
と、一様にトレンドを生み出すパワーとぶれないオリジナリティの魅力を語る。

これからも進化し続ける秋葉原。高架下から始まる躍進は、街をどんなふうに変えていくのだろうか。

(出羽恵実子/effect)



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