ユナイテッドアローズ海外1号店は10月に台北 2022年に10店舗計画

　ユナイテッドアローズが海外初の直営店として、台湾・台北市大安区に主力事業「UNITED ARROWS（ユナイテッドアローズ）」を出店することを発表した。メンズ・ウィメンズのウェアから雑貨まで展開予定。オープンは10月を予定している。

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　台湾の金融・経済の中心地である台北市大安区は、オフィスと商業ビルが立ち並ぶ商業エリア。ユナイテッドアローズは、2011年に台北のセレクトショップ「WISTORE（ウィストア）」で実施した「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS（ビューティ＆ユース ユナイテッドアローズ）」のテスト販売で好感触を得たことなどから、台湾でのポテンシャルとマーケット創造の余地があると判断し、出店を決定したという。大安区および周辺で働くビジネス層をはじめ、ファッション感度が高く豊かなライフスタイルを志向する大人の男女に向けて、日本同様の「ヒト（接客・サービス）・モノ（商）・ウツワ（店舗空間）」からなるユナイテッドアローズならではの豊かで文化的なライフスタイルを提案する。

　海外1号店の「ユナイテッドアローズ 台北店」は路面店を計画し、面積は67.5坪。店舗内装は同社クリエイティブディレクターの鴨志田康人が監修し、「モダンクラッシック」をコンセプトに独自の世界観を表現する。オープン時は日本と同様の商品展開で、国内外からセレクトしたブランドと豊富なオリジナル企画商品のウェアから服飾雑貨、生活雑貨まで豊富に販売する予定。様々なブランドやテイストをミックス編集した独自のトータルスタイリングを提案し、ファッションを通じて選ぶ楽しさや装う喜びを提供する。

　同社は将来的な国際対応力の強化に向けた海外進出の開始の第一歩として、8月に台湾に子会社を設立。「UNITED ARROWS」のほか「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」と「UNITED ARROWS green label relaxing（ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング）」の出店を予定し、3事業合計で2022年に10店舗程度の展開を計画している。