「Windows 8」向けには既に提供されていたIE10(Internet Explorer 10)がついにWindows 7でもダウンロード可能となったことをマイクロソフトが正式に発表しました。ただのテスト用サイトではなく現実に存在するさまざまなサイトを見たときの表示速度テストではIE9よりもIE10の方が20%高速化になったの結果が出ています。

日本語版IE10のダウンロードは下記サイトから可能で、「今すぐダウンロード」をクリックすればOK。

Internet Explorer - Microsoft Windows
http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/download-ie


また、以下にある全世界の各国語版ページからはさらに詳細にWindows7 SP1の32bit・64bit、Windows Server 2008 R2 SP1 64bitでそれぞれ分けて選択が可能となっています。

Download Internet Explorer 10
http://windows.microsoft.com/en-us/internet-explorer/downloads/ie-10/worldwide-languages


加えて、実際にIE10がどれぐらい高速なのかというと、以下のグラフが示すように、Google Chromeよりも高速化されており、実は速度で有名なChromeはアップデートする度にレスポンス速度が落ちているようです。


また、以下のグラフを見ると分かるように、IE10とFirefoxがページ表示速度(レンダリング速度)ではほぼ互角でわずかにIE10の勝利、IE10とChromeを比べるとIE10の方がChromeより8%高速となっています。


なので、「ページ表示速度が高速なブラウザを使いたい」のであれば、アップデートする価値はありそうです。

なお、日本での実施時期はまだ未定ですが、IE9からIE10への自動アップデートも提供予定となっており、IE10はWindows VistaやXP向けには提供されません。



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