これは好意？勘違い？男性のサインを正確に読む“恋愛オンチ”克服法
自覚なし？恋愛オンチ度をチェック
“昔付き合っていた人を何年も忘れられない”“ひとりの男性への片思いが2年以上続いてる”といった恋の悩みに苦しんでいる女性は多いです。実は、このように片思い期間が長い女性は“恋愛オンチ”の可能性があり、それに気付かないまま過ごしてしまうと、なかなか恋人ができず、婚期を逃してしまうなんてことも。
この手の恋愛オンチの一番の原因は、“思い込みが激しい”ということ。例えば、男性に少し優しくされただけで“私のこと好きなのかも？”と思ったり、男性とふたりきりでごはんを食べただけで“これって付き合いたいってこと？”など、恋のサインと感じとってしまう女性は恋愛オンチの可能性大。このような女性は、自分の妄想だけで、好きな気持ちがどんどんふくらんでいきますが、実際は、なんの進展もないまま何年も費やしてしまいます。
恋愛はそもそも相手ありきのもの。もし幸せを掴みたいなら、この恋愛オンチを直すことは必須となります。
まずは、次の項目であなたの恋愛オンチ度をチェックしていきましょう。
・今まで正式に男性と付き合った人数は0〜1人
・「天然」「お嬢さま」「変わってる」と言われる
・プライドが高く、恋愛の駆け引きに抵抗がある
・ほとんど全ての人と表面的な会話しかしない
・上司や同僚の中に、自分のことを好きなはずなのに何もしてこない男性がいる
・一日中、他人にどう思われているかを気にしてしまっている
・ファッションは清潔だけど地味
・デートでは会話が続かない
・ひとりの男性を想う期間が２年以上
・産毛の処理など、身だしなみにはあまり気を使わない
・自分の見た目は、平均よりはキレイだと思う
これらの項目に６つ以上当てはまると、思い込みの激しい恋愛オンチの可能性が。では、次に恋愛オンチ克服法を紹介します。
CHECK! 恋のサインを感じたら…恋愛オンチ克服法！
１．相手との関係を冷静に判断できるようになる
恋愛オンチの女性は、“彼が仕事を手伝ってくれた”“彼が笑顔で挨拶をしてくれた”など、周囲からみたら普通に思える行動を“好意の表れ”と勘違いしがち。このように自分への好意と感じた行動は、観察してノートに書き留めておきましょう。また、他の人に似たようなことをしているかどうかも記録してください。その後何ヶ月経っても、彼はそれ以上の行動に出ない場合、あなたに好意はあっても、恋愛感情までいっていないことがほとんどだと知りましょう。
２．男性という生き物の知識をつける
恋愛経験が少ないと、女性が描いた少女マンガや恋愛小説のような“現実ではありえない恋愛”を夢みて妄想しがち。たとえば、“イケメン男子が、恋愛中心の生活をしていて、ひとりの女性に恋をし、葛藤し、苦しんでいる”、なんてことは案外少ないのです。実際の男性の多くはもっとドライです。恋愛オンチの女性は、恋愛指南本や恋愛サイトをチェックして、もっと男性の生態について知ることをおすすめします。すると現実世界には、好きにさせて“モテ気分”や“優越感”を味わいたいだけの男性や、体の関係を持つことが目的の男性がいる、などという知識が身に付きます。
３．世界の中心に自分がいないことを知る
恋愛オンチの女性は、自分が世界の中心にいると勘違いしていることが多いです。たとえば、男性が何気なく言った「その服似合ってるね」という言葉を拡大解釈してずっと大切にしていたり、自分が他の男性と喋っているのを、目的の男性が見ていて「傷ついた表情をした」などと勘違いをしたりします。このような女性は、自分が主人公になった恋愛ドラマの妄想を強めていきます。世の中のほとんど全ての男性は、あなたのことを１日に１秒も考えていません。それに気付かないとこの恋愛オンチからは抜け出せないでしょう。
これらの対処法を実践することで、恋愛で失敗することも少なくなることでしょう。あとは実際に恋愛経験を重ねるしかありません。自動車の運転は自動車に乗らないと分からないように、恋愛も付き合って初めて分かることが多いのです。
恋の教訓
自分本位に考えず、現実に目を向けて
置かれた状況を冷静に理解できれば
恋愛オンチから脱出できる！
理学博士（生命科学専攻）。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主催。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』や携帯公式コンテンツ「恋が叶う99のルール」もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『恋愛マトリックス』（ソフトバンククリエイティブ）、「恋で泣かない女になる61のルール」（講談社）などがある。
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