キリンビール、「グランドキリン」大ヒットで年間目標16万ケースに上方修正

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キリンビールは19日、6月19日に全国のセブン-イレブンで先行発売した「グランドキリン」の2012年年間販売目標を、13万ケース(大びん換算)から16万ケースに上方修正すると発表した。

同商品は、8月にも発売当初予定の8万ケースから13万ケースに上方修正していたが、まもなく目標に達することから、再度当初予定の約2倍となる16万ケースに再上方修正することを決定したもの。

「グランドキリン」は、”一本で満足できる、スペシャリティ・プレミアムビール”をコンセプトに、現在の同社商品の最大量の麦芽を使用し、ひと手間かけたアロマホップを発酵中に漬け込む「ディップホップ製法」で実現した味わいと、国内最軽量びんを採用したスタイリッシュさが特徴のビールとなっている。

同社の調査では、特に20代・30代男性から「味覚」や「パッケージ」に対する高い評価を得ており、中でも味覚に関しては「ゆっくり時間をかけて味わえる」「食事がなくても、ビール単体として味わいが楽しめる」といった声が寄せられているという。

さらに容器は、2012年の「グッドデザイン賞」を受賞し、外観のスタイリッシュさや機能面、環境面の配慮が評価された。

同社では22日から順次、全国のビール工場見学ツアーで、同商品の特長のほか、環境に配慮した容器開発技術を幅広く訴求していくとしている。

同商品は、全国の酒類取り扱いのセブン-イレブンで販売。

内容量330mlで店頭価格は238円。