左から、長峯達也、チョー、山口由里子、山口勝平、岡村明美、香川照之、篠原涼子、田中真弓、中井和哉、大谷育江、矢尾一樹、鈴木おさむ

「ONE PIECE FILM Z」は12月15日(土)全国公開

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「映画の大ヒットに向けて、野郎ども! 出港だー!!」


12月15日(土)に全国公開される、「ONE PIECE FILM Z」。公開に先駆け、昨日7日(水)、お台場シネマメディアージュでプレミアム試写会が行われた。

登壇したのは、ルフィ役の田中真弓、ゾロ役の中井和哉、ナミ役の岡村明美、ウソップ役の山口勝平、チョッパー役の大谷育江、ニコ・ロビン役の山口由里子、フランキー役の矢尾一樹、ブルック役のチョーたちレギュラーメンバー。麦わらの一味からサンジだけがいないけど、きっとひとりカマバッカ王国でオカマたちと楽しく暮らしているのだろう。
そして、「モドモドの実」の能力者、アイン役の篠原涼子、「モサモサの実」の能力者、ビンズ役の香川照之、脚本の鈴木おさむ、監督の長峯達也の計12名。


「ONE PIECE FILM Z」は、2009年公開の「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」以来、3年ぶりに原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める。
舞台は、劇場版では初となる「新世界」。魚人島編と、現在連載中のパンクハザード島のあいだの物語。
伝説の元海軍将校ゼットが、NEO海軍を立ち上げ、アインやビンズとともにルフィたちに襲いかかる。
「ルフィとゼットは戦っていません。ケンカです! ふたりのガチのケンカをお楽しみください」と力強く「ケンカ」ということを強調する田中。

「サンジとゾロの子どものケンカがお気に入り。あと、とある男性のセクシーシーンもあって、(よだれを拭く仕草をしながら)じゅるじゅるじゅる〜って感じです。ハンカチを用意しておいてくださいね」と大谷。
矢尾も、「昨日(尾田)栄一郎と話してたんですけど、あれは18禁だなってシーンもあった。さて、誰のどの箇所でしょうか?」と、上映前の観客を盛り上げる。

触れたものの時間を戻すことができ、人を12歳若返らせることができる、アインの「モドモドの実」。演じていた篠原も、「アンチエイジングのためにこの実は欲しいです。自分にかけたい!」と切実に欲しがっていた。
鈴木から「(自分にかけるのは)無理です」と断言され、「無理なんですか? えー……」とだんだん声が小さくなっていた。


また、7日は「イルミネーションアイランドお台場2012 ONE PIECE FILM Z」の点灯式も行われた。
ヴィーナスフォート、ダイバーシティ東京プラザ、フジテレビ、デックス東京ビーチなど、お台場エリアをワンピースがジャックするこのイベント。各所で「ワンピース」をモチーフとしたイルミネーションの点灯や、イベントのための録りおろし音声で展示を演出する。

アクアシティお台場アクアアリーナには、ルフィたちが乗る海賊船、高さ7メートルのサウザンドサニー号が登場。
サウザンドサニー号の最終兵器、船首のライオンの口部分にあるガオン砲を、煙状で実際に発射する。
60分毎に行われるこのガオン砲発射イベント。お客さんたちは、ガオン砲の煙が直接当たるポイントを取り合いっている。まるで浅草寺などにある、体の悪い箇所にかける煙のようだ。絶対に効くに違いない。おれもカメラに煙を当ててきたので、今回の写真、いいはずだー。

12月15日(土)公開の「ONE PIECE FILM Z」。まだまだ公開記念のイベントを用意しているようで、どんな新世界が待ち構えているのかが楽しみだ。
(加藤レイズナ)