医療費の概算について、半数近くは”患者さんに聞かれた場合のみ”答える

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医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、7月6日から7月12日の期間、「医療費の概算」に関する調査を実施した。

有効回答数は2,747件。

「医療費を患者さんに伝えていますか?」と質問をしたところ、49%が「聞かれた場合のみ答える」と回答。

その理由としては、「正確な料金を把握していない」がほとんどだった。

また、聞かれた場合は、「電子カルテ表示の概算を伝える」、「事務に問い合わせて確認する」、「受付で説明を受けるように伝える」というコメントが多くみられる。

「高額な場合のみ自発的に伝える」と回答した人は28%。

「抗がん剤」、「レーザー治療」、「保険外検査」、「リウマチへの生物学的製剤」等がある場合や、「新薬への切り替えなどで急に支払額が変わる場合」などは事前に説明するというコメントがみられた。

「あとから苦情を言われるので」というコメントもある。

一方、「基本的には聞かれても答えない」は10%だった。

「医療費の説明は事務に一任している」、「間違って伝えるとトラブルになる」という意見がよせられている。