杉良太郎「いじめとか自殺とか教育が全然できていないので、ドラマを通じて何が大事か描きたかった」
現在346万人の会員数(7月末時点)を突破した携帯専用放送局BeeTVおよびVIDEOストアにて8月20日より配信開始となるドラマ『親父の仕事は裏稼業』。配信開始に先駆けて、12日には本作の主役となる松田家の出演者、杉良太郎、池内博之、袴田吉彦、小野健斗、梨里杏、高島礼子の豪華6名が登壇し、舞台挨拶を実施した。
『親父の仕事は裏稼業』は、杉良太郎が、企画、脚本、監督、主演、主題歌、殺陣を兼任し制作。親子の葛藤、絆の重さを色濃く浮かび上がらせ、今の日本社会に必要な“家族の絆”を再確認できる、人の暖かさを感じることができるホームドラマとなっている。杉良太郎が演じる、人望が厚く、一家からも家族からも頼りにされるやくざの組長松田五郎。その夫を献身的な愛で支える妻の役には高島礼子。そんな夫婦の個性的な子供たちを池内博之、袴田吉彦、小野健斗、梨里杏が演じている。昨年の東日本大震災以降、日本だけでなく、世界中で求められている“家族の絆”や“人の優しさ、暖かさ”を再確認させてくれる。
杉は、本作について「昔はあった家族の団らんという意識がどんどん薄れていって、現代に至っていると思うんです。何かあった時に家族みんなで話し合って解決していくとか、小さなことでしょうけど健康を気遣ったり、お父さんお母さんの誕生日を子供が祝ってあげるとか、家族の団らんがなくなっていったことが非常に寂しいなと思ってたんです。私は家庭や家族に強い関心がありましたので、以前から『何が幸せかな?』と考えていました。私が若い頃、時代劇や演歌、歌謡曲が全盛の時代に犯罪は非常に少なかったと思いますけど、家族の団らんという意識がなくなっていったことで、犯罪が非常に多様化されてしまったと思うんですね。いじめとか自殺とか色々な問題が起きるんですけど、お父さんお母さんを敬うとか、教育が全然できていないので、ドラマを通じて何が大事か、裏家業の人ですけど職業に差別することなく、悩みごとはみんな共通して同じということを描きたかったという思いです。」とコメント。
高島は、撮影現場での杉について「杉さんは役者であり監督ということで、役者の気持ちもスタッフの気持ちも一番理解している方なので、現場で皆さんの雰囲気はすごく良かったです。役者には絶対に程良い緊張感が必要だと思うんです。その方が良い演技と言うか、集中することもできるし。楽しい反面、そういう素晴らしい緊張感が現場にあったというのは、杉監督のおかげだったと思っています。監督は梨里杏さんとのシーンがとても多かったんですけど、ものすごくスパルタで彼女に色々なことを教えて下さってたんですよ。今の監督で役者に芝居をこんなに細かく指導して下さる方って本当にいないんです。監督の話をちゃんと聞いて客観的に見ていると、彼女がすごく良くなっていくのが分かるので、素晴らしいなと。役者さんなんですけど、すごく貴重な監督だなと思いました。」と明かした。
メッセージとして、高島は「今回初めてBeeTVに出させて頂いたんですけど、結構若い方が観ていると聞いています。この作品は本当に年齢を問わない、幅広い世代の方に楽しんで頂けるドラマなので、これからBeeTVが色んな大勢の方に観て頂ける一つのきっかけになることを願います。」と述べると、現在18歳の梨里杏は「私は実際にBeeTVのユーザーなんですけど、私が作品を観て感じたように、家族を大切にしたいという思いを、私と同年代の方にも感じて頂ける作品だと思うし、世代を問わず楽しめる作品だと思うので、是非たくさんの方に観て欲しいです。」と続いた。
そして最後に、杉は「ハツラツとした子供たちが頑張ってくれたんですが、私ももう年でね、こんな年いったのが若い人達が好きなBeeTVに出演していいのか迷いもありました。これはある程度年のいった方々の望みでもありますが、BeeTVの番組に行き着くまでの操作が分かりません。この放送局の幅を広げる意味でも、できればもう少し技術改革があって、ワンタッチで観れるとかとなればいいなぁと。そして他のボタンを押したら、電波が飛んで、テレビ画面に映るとか、そうなったらもうメチャクチャ強くなるなと思ってます。恥ずかしながら、いい年した者が、この番組に出てしまいまして、どうもすみません。」と締めくくった。
舞台挨拶の最後には、2日後に控える杉良太郎68歳の誕生日を本人にはサプライズで、出演者5名、そして会場の120名の観客と共に、盛大に特製バースデーケーキとバースデーソングで祝福した。
・『dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV』特集ページ
『親父の仕事は裏稼業』は、杉良太郎が、企画、脚本、監督、主演、主題歌、殺陣を兼任し制作。親子の葛藤、絆の重さを色濃く浮かび上がらせ、今の日本社会に必要な“家族の絆”を再確認できる、人の暖かさを感じることができるホームドラマとなっている。杉良太郎が演じる、人望が厚く、一家からも家族からも頼りにされるやくざの組長松田五郎。その夫を献身的な愛で支える妻の役には高島礼子。そんな夫婦の個性的な子供たちを池内博之、袴田吉彦、小野健斗、梨里杏が演じている。昨年の東日本大震災以降、日本だけでなく、世界中で求められている“家族の絆”や“人の優しさ、暖かさ”を再確認させてくれる。
高島は、撮影現場での杉について「杉さんは役者であり監督ということで、役者の気持ちもスタッフの気持ちも一番理解している方なので、現場で皆さんの雰囲気はすごく良かったです。役者には絶対に程良い緊張感が必要だと思うんです。その方が良い演技と言うか、集中することもできるし。楽しい反面、そういう素晴らしい緊張感が現場にあったというのは、杉監督のおかげだったと思っています。監督は梨里杏さんとのシーンがとても多かったんですけど、ものすごくスパルタで彼女に色々なことを教えて下さってたんですよ。今の監督で役者に芝居をこんなに細かく指導して下さる方って本当にいないんです。監督の話をちゃんと聞いて客観的に見ていると、彼女がすごく良くなっていくのが分かるので、素晴らしいなと。役者さんなんですけど、すごく貴重な監督だなと思いました。」と明かした。
メッセージとして、高島は「今回初めてBeeTVに出させて頂いたんですけど、結構若い方が観ていると聞いています。この作品は本当に年齢を問わない、幅広い世代の方に楽しんで頂けるドラマなので、これからBeeTVが色んな大勢の方に観て頂ける一つのきっかけになることを願います。」と述べると、現在18歳の梨里杏は「私は実際にBeeTVのユーザーなんですけど、私が作品を観て感じたように、家族を大切にしたいという思いを、私と同年代の方にも感じて頂ける作品だと思うし、世代を問わず楽しめる作品だと思うので、是非たくさんの方に観て欲しいです。」と続いた。
そして最後に、杉は「ハツラツとした子供たちが頑張ってくれたんですが、私ももう年でね、こんな年いったのが若い人達が好きなBeeTVに出演していいのか迷いもありました。これはある程度年のいった方々の望みでもありますが、BeeTVの番組に行き着くまでの操作が分かりません。この放送局の幅を広げる意味でも、できればもう少し技術改革があって、ワンタッチで観れるとかとなればいいなぁと。そして他のボタンを押したら、電波が飛んで、テレビ画面に映るとか、そうなったらもうメチャクチャ強くなるなと思ってます。恥ずかしながら、いい年した者が、この番組に出てしまいまして、どうもすみません。」と締めくくった。
舞台挨拶の最後には、2日後に控える杉良太郎68歳の誕生日を本人にはサプライズで、出演者5名、そして会場の120名の観客と共に、盛大に特製バースデーケーキとバースデーソングで祝福した。
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