台湾のトップ女優スー・チーが、1000件近くの書き込みを残していた自身の微博(マイクロブログ)をすべて削除する行動をとり、大きな波紋を呼んだ。

写真拡大

 台湾のトップ女優・舒淇(スー・チー)が、1000件近くの書き込みを残していた自身の微博(マイクロブログ)をすべて削除する行動をとり、大きな波紋を呼んだ。

■「舒淇(スー・チー)」写真特集

 ことのきっかけは、映画『特殊身分』で共演が予定されていた、甄子丹(ドニー・イェン)と趙文卓(チウ・マンチェク)のもめごとから。ドニーの態度や制作会社の対応に不満を持ったというマンチェクが降板を表明したが、スー・チーは友人であるドニーを支持。微博にドニーにエールを送る発言を残すと、反感を持ったネットユーザーたちから批判を浴びてしまった。中には新人時代に撮ったヌード写真を張りつけるユーザーもおり、スー・チーの心を深く傷つけたようだ。

 微博を削除した後スー・チーは、公式サイトを使い「過去の出来事は傷跡ではなく、自分自身の成長物語。私を傷つけた人に感謝します。彼らのおかげで私は成長し、たくさんの人たちが私を見捨てずに応援してくれていると実感しました。本当にありがとうございます」と発表した。1万人以上のファンから、応援コメントが寄せられているという。

 マネジャーは「大きな影響はありません。今は休養していて4月にはイベント出演の予定もある」と表明し、スー・チー自身も「少し時間をください。時間をもらえたらこれからしっかりと仕事をするし、強い精神を持ちます。過去よりももっといい人生が過ごせると信じています」とコメントしており、しばしの休養後完全復帰となりそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)