21日にニューヨークで行われたメッツとの交流戦で、アスレチックスは7対3で勝ち、連勝を6に伸ばした。監督が交代してから打線に粘りが出てきたアスレチックス。メルビン効果か、はたまた山吹色ユニフォームの効果か?(6月22日付サンフランシスコ・クロニクル)。

  アスレチックスはホーム用第二ユニフォームの山吹色を着用してから連勝が続いている。メディアが騒ぎ始め、ボブ・メルビン監督以下選手たちも山吹色のユニフォームで調子が上がってきたことは認識していた。監督は験を担ぐタイプだと認めており、選手たちも勝ち続けるかぎりは山吹色を着用したいと話していた。

 ところが火曜日からの敵地での交流戦を前に、用具管理担当のスティーブ・ブチニッチが遠征には山吹色のユニフォームを持っていかないと発表。選手たちからは山吹色を着用したいとの要望が出た。

 ブチニッチは上層部に問い合わせ、第二ユニフォームを遠征で着用して差し支えないことをMLB規定で確認し、選手たちには内緒にしたまま山吹色のユニフォームを荷物に加えることにした。

 火曜日の午後、選手たちが球場に到着したとき、ロッカーには遠征用のいつものグリーンのユニフォームが用意されていた。ブチニッチが選手たちを驚かせるために、直前まで隠しておいたのだ。リリーフ投手のブライアン・フエントスなどはプライベートジェットを出しても取り寄せたいと申し出るほどだった。

 打撃練習を終えてクラブハウスに戻ると、グリーンのユニフォームが山吹色のそれに変わっていた。先発したジョシュ・アウトマン投手は「(ビジター用の)グレーのパンツには合わないけど、調子がいいんだからいいじゃないか、見た目はどうでも」と試合後に述べた。

 この日、今季初めて外野の守備についた松井秀喜は「(ユニフォームが変わることは)なにも知らなかった。連勝しているのはユニフォームの効果もあるのかもしれない。このまま山吹色で勝ち続けることができればいい」と話した。