良いメンターとの出会い方とは?―はづき虹映さんインタビュー(2)

写真拡大

 スピリチュアルの世界についての本は数多く出版されていますが、どうして人はスピリチュアルに魅かれるのでしょうか。
 『誕生日占い』などの著者で知られるはづき虹映さんは、『幸せなスピリーマン』(はづき虹映/原作、鈴木ぐり/画、かんき出版/刊)で、その経緯をコミック化しています。どうして普通のサラリーマンだったはづきさんは、スピリチュアルに目覚めたのか? そもそもスピリチュアルとはどのようなものなのか? 3回に分けて、はづきさんの言葉をお届けします。
 今回は中編として「良いメンターとの出会い方」などについて聞いていきます。

■中編:良いメンターとの出会い方

―スピリチュアルな生活を実践されるようになって、先生の中で一番変わったことはなんでしょうか。

「ウーン、ひと言で表現するのは難しいのですが、生き方そのものが変わった…というか、人生観が根底から変わったというか…。「生き方の次元が上がった」とでも言えばいいでしょうか。
日常レベルでは、それほど大きな変化はないかもしれません。朝晩の瞑想の習慣が付いたことと、神社によく訪れるようになったことぐらいでしょうか…(笑)。しかし、ものの見方、考え方、物事に対する対処法などは、180度、変わったと言っても過言ではありません」

―それは、どのような…。

「「すべての事に『良い・悪い』がない…」ということ。「すべての現象は『必然・必要・ベスト」で無駄なものはひとつもない…」ということ。「『問い』と『答え』はひとつであり、『答え』は自分の内側にしかない…」ということ。「体験を味わい尽くすことが、私たちが生まれて来た、唯一つの目的だ…」ということ、などなど。
こうした教えはどれも、従来の常識や価値観を根底から覆すだけのパワーを秘めたインパクトのあるものだと想います。そうした智慧を受け入れるのも、否定するのもまた自由。それらが本当に腑に落ちて、その智慧を日常の中で実践し始めた時、まさに今までとは全く違う次元の世界が、目の前に広がっていくことを日々、実感しています」

―本書では、先生の師匠としてAさん、そして先生の弟子のつばきさんが登場しています。よい師匠、メンターの見つけ方はあるのでしょうか。

「「師は弟子の準備ができた時、現れる」という言葉があります。また「師は弟子が出来て、初めて師となる」という言葉もあります。どちらも真理だと想います。
人生を加速させるためには、優秀な師、つまりメンターとの出会いは欠かせません。しかし、「師さえいれば、なんとかなる…」とか、「師の言うことさえ聞いていればいい…」というような態度で居ると、その師に人生を支配されてしまう可能性もあるので要注意です。
師のレベルを決めるのは、今のその人のレベルです。今のその人に相応しいレベルの師しか、目に前には現れない…と言ってもいいでしょう。よりよい師を望むのなら、自らがよりよい弟子になることです。
自分自身を高め、自らを磨き続けることです。師として、常に敬意を払っても、人間としては同じですから、人として対等で、楽しくお付き合いができる相手かどうかで、見極めると間違いはないと想います」

―本書では、「フェロモンの秘法」という驚きの手法が紹介されています。ぜひ、試してみたいのですが、先生の実体験エピソードがありましたらおうかがいしたいのですが。

「そうですね…。これはトップ・シークレットなので、ここで詳しくお話しするワケにはいきません。私にもパートナーや子供が居るものですから…(笑)。ただ現在、私の読者の8割は女性で、セミナーなどを開催しても、9割が女性ということも珍しくありません。
さらに私のセミナーには「美しい女性が多い」という風に、評価して頂いていますが、これもこの「フェロモンの秘法」の実績だと、私は自負しています(笑)」

―セミナーに参加しなくては(笑)

「本の中でも触れましたが、実際に「試した途端、生まれて初めてナンパされた」という方や、「オス犬にまとわりつかれて困った…」という女性の方もいらっしゃったのは事実です。ただ、これはいくらたくさん他人の話を聞いても意味がありません。実際にご自分で試してみないと意味がないのです。この作法を実際に試してみるかどうか…、つまり実践が、問われているのだと想います。そうまでして、「フェロモンを出したい…。異性にモテたい…」という強い思いが結局、その人のフェロモンを引き出すことにつながるのだと、私は想います」

(後編に続く)


【関連記事】 元記事はこちら
「自分の本当の使命とは一体、何か?」を求めてスピリチュアルの道へ―はづき虹映さんインタビュー(1)
お金が貯まる人に共通する習慣
どんな人でも30分後には会話上手になれる!
挫折しないダイエットの秘訣