ヤンキースのマリアノ・リベラ投手が25日、ブルージェイズ戦のセーブがつかない状況で9回に登場。通算1000登板の記録を打ち立てた(5月25日付公式HP)。

 16年前、当時25歳のリベラは先発としてメジャーデビュー。カリフォルニア・エンゼルスに対し、3⅓回を投げて5失点した。その後、572セーブ、75勝を積み上げてきたリベラは、水曜日、1000登板を果たした15人目の投手となった。ひとつの球団での達成は初。試合は7対3でヤンキースが勝利した。

「歳をとってるから達成できた」とリベラはジョークを飛ばしたあと「同じ球団で記録を達成できうれしい。試合に勝ててなによりだった」と続けた。

 リベラはデビューしたときからメジャーでやっていくことに不安はなかったといい、その言葉通りに5度のワールドチャンピオン、ワールドシリーズMVP、通算防御率2.22の数字を残した。それはリベラにひとつの武器、カットボールがあったからだ。

 ジョー・ジラルディ監督はリベラの代名詞であるカットボールについて「例えば、ストレートと見せかけてチェンジアップやカーブを投げ、打者の読みを外すのではない。リベラは、カットボールを投げるぞ、沈むぞ、さあ打ってみろと打者に挑む」と賞賛する。

 リベラは大記録の達成を教会で静かに祝いたいという。「球団が使い続けてくれること、家族のサポート、身体のケアを怠らずに与えられた仕事をこなすこと。これらがそろって初めてできることだ。その環境を与えてもらい、偉大なすばらしい選手とプレーすることができたことを、神様に感謝したい」