全国求人情報協会がまとめた4月分の「求人広告掲載件数等集計結果」によると、求人メディア全体の広告掲載件数は前年同月比10.4％増の44万6585件となったことがわかった。東日本大震災の影響が心配されたが、13カ月連続で前年同月を上回る水準となった。

　求人広告掲載件数をメディア別に見ると、有料求人情報誌5万3221件（前年同月比11.0％増）、フリーペーパー15万1772件（同15.9％増）、折込求人紙6万2465件（同10.6％増）、求人サイト17万9127件（同6.0％増）となっている。求人サイトが2カ月ぶりに増加した。

　地域別に見ると、北海道・東北2万3848件（前年同月比5.0％増）、関東・甲信越8万1227件（同6.9％増）、中部・北陸3万2311件（同10.8％増）、近畿5万5115件（同15.7％増）、中国・四国2万1776件（同22.4％増）、九州・沖縄5万3181件（同26.3％増）。3月に前年同月比マイナスとなった北海道・東北と関東・甲信越も再び前年同月を上回る水準に回復した。

専門分野の人材が不足、確保策の再検討が必要に
2011年 企業の中途採用動向〜事業・組織、営業力強化で増加
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