6日に行われたプレミアリーグで、首位マンチェスター・ユナイテッドをアンフィールドに迎えたリヴァプールが3−1で快勝した。カイトがハットトリックを達成する活躍で、マンU相手のハットトリックは、1990年9月のピーター・ビアズリー以来の快挙となった。
1点目は34分、ウルグアイ代表のスアレスが素晴らしいテクニックでペナルティエリア左サイドを突破、決めてくださいといわんばかりのラストパスをカイトが押し込んだ。その5分後には、ナニのクリアミスを逃さずヘディングでゴール。ハットトリックとなった3点目は、スアレスのFKをGKファン・デル・サルがはじき、これにいち早く反応して押し込んだ。嗅覚に優れたカイトならではのゴールだった。

余裕のリヴァプールはアンディ・キャロルを移籍後初出場させ、アンフィールドのサポーターをさらに沸かせた。

マンUはロスタイムにギグスのクロスからエルナンデスが頭で決めて1点を返したが、反撃もここまで。ファーガソン監督は憮然とした表情でベンチを後にした。