台湾を代表する2大スター、ジェイ・チョウとリン・チーリンが主演をつとめたのにも関わらず、評判が悪くヒット作とならなかった映画『刺陵』。監督のチュウ・イェンピンが「僕が方向性を間違えた」と、トーク番組でざんげした。写真は宣伝時の2人。

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 台湾メディアの報道によると、映画監督の朱延平(チュウ・イェンピン)が、トーク番組『沈春華Life Show』に出演。2009年に公開された映画『刺陵』について反省、ざんげした。

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 台湾を代表する2大スター、周杰倫(ジェイ・チョウ)と林志玲(リン・チーリン)が主演をつとめたのにもかかわらず、評判が悪くヒット作とならなかった『刺陵』。チュウ監督は「ジェイもチーリンも俳優として成長していて、過去の作品よりもいい演技を見せてくれた。だが僕が方向性を間違えたせいで観客を呼べず、特に中国ではひどい成績だった。外国のテイストをまねた“ニセ映画”と言われても仕方ない」とわびた。制作費8億台湾ドル(約24億円)のうち、1億台湾ドル(約3億円)ほどチュウ監督自ら出資し、回収できなかったという。

 「ジェイとチーリンはこの作品のせいで、観客を呼べない俳優というレッテルを張られてしまったが、すべて僕の責任。僕の失敗が2人を傷つけてしまい、とても悔しい」と思いを語った。

 ジェイはこの『刺陵』撮影後ハリウッド進出を果たし、大作『グリーン・ホーネット』に出演した。「今ジェイは世界の映画界に注目されていて、ヨーロッパの配給会社が過去の作品にも興味を持っている。ジェイにはいろいろ助けられているよ」と感謝したチュウ監督。ジェイとの共作は『刺陵』のほか『カンフー・ダンク!』もあって長い付き合いになり、プライベートの親交が続いているそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)



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