リヴァプールの買収に新たに2つの候補が名乗りを上げたと英スカイスポーツニュースが5日に報じた。そのうちの1つは、松坂大輔が所属するボストン・レッドソックスのオーナー陣だという。

アメリカ人トム・ヒックスとジョージ・ジレット共同オーナーが4月にクラブを売りに出し、6億ポンド(約792億円)の値を付けているが、これまでのところ買収交渉は進んでおらず、候補の1人だったシリアの実業家ヤヤ・キルディは4日に手を引いた。

ヒックスとジレット両氏は10月15日までに2億8200万ポンドの負債をロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)に返済しなければならず、それまでに買い手が見つからないと、RBSがリヴァプールの支配権を握り、自らクラブを売り出すことになる。

レッドソックスはニュー・イングランド・スポーツ・ヴェンチャーズが運営しており、もう1つの候補は極東の企業体だという。

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