吉田愛璃/ポップティーンの読者モデルとして活躍

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連載でお送りする「ファッションモデル・プロファイル」のコーナー。第二回目は「Popteen」や「JERRY」でモデルを務めている吉田愛璃をご紹介しよう。

吉田愛璃は現在19歳。小さい頃から歌うことが大好きだった。その頃の夢はアーティスト。安室奈美恵やマライア・キャリーに憧れ、いつか大きなステージで歌うことを夢見ていた。しかし、漠然と憧れていた訳では無い。高校一年の時に自ら「エイベックス・アーティストアカデミー」に通い出し、レッスンを積み始めたのだ。そんな地道な努力が実を結んでか、関係者の目に止まりデビューが決定。夢が現実のものとなる。

同時期にもう一つ、大きなチャンスが舞い込んで来る。「Popteen」に読者モデルとして起用されることになったのだ。「Popteen」とは、十代を中心に絶大な支持を得ているファッション誌。これまで押切もえや益若つばさなどの人気モデルを輩出しており、その一角に名を連ねるということは、ファッションの分野でもチャンスを掴んだということでもある。そして、彼女のデビューステージは、奇しくもその二つが融合する形で決まる。なんと「Popteen祭り」で歌を初披露することになったのだ。

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「Popteen祭り」とは同誌のモデルたちが読者を対象に行うファッションショー。人気ファッション誌であることを裏付けるように、いつも二万人前後の読者が押し寄せる。そんな大舞台でのデビューは果たしてどうだったのだろうか?「めちゃくちゃ緊張しましたよ。でも、いい経験になりました!」大人びたヴィジュアルから想像できないアニメ声。こんなギャップも彼女の魅力の一つかもしれない。

ここまで聴く限り、何もかも順調そのもの。だが、必ずしもそうではなかったようだ。「モデルの仕事を始めた頃は、ポージングのバリエーションが少なかったので、カメラマンさんのシャッターを切るペースについて行けず苦労しました。それからというもの毎日、鏡の前でポージングを考え練習しましたね。今では自分なりに服のデザインが栄えるようなポージングができるようになりましたけど・・・」。と無邪気な笑顔を見せる。

そんなモデルの経験はアーティスト活動にも役立っているという。「音楽とファッションてリンクする所が多いじゃないですか。その二つを合わせて自分を表現して行きたいです」。そう言うだけあって、CDジャケットやプロモーションビデオは彼女自身のプロデュース。将来はアーティストとしてもモデルとしても、たくさんの人に知って貰いたいという。

モデルにしてアーティスト。吉田愛璃19歳の飽くなき表現欲は尽きるところを知らない。

(文/写真:Ryusoku)

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