最後の親善試合となった対ポーランド代表戦をムルシアで行ったスペイン代表。6−0の大量得点でポーランド代表を一蹴。怪我でW杯前の調整無しで本番を迎えるかと思われたF・トーレスも後半途中から出場し、1ゴールを挙げた。スペイン代表らしいポゼッションサッカーで勝利をもぎ取り南アへ乗り込む。

 試合開始早々は、ポーランド代表のプレッシャーに苦しんだスペイン代表だったが、ダイレクトパスでリズムよく中盤でボールを繋げるようになると試合はスペイン代表ペースになる。左サイドから何度もチャンスを作り出したイニエスタのセンタリングをビジャが合わせて先制。2ゴール目もイニエスタのループパス、チャビがダイレクトで折り返しシルバがゴール。試合を優位に進める。

 後半もスペイン代表の華麗なサッカーが続く。シャビ・アロンソがチャビのFKで受けたボールをうまくゴールに流し込み3ゴール目。セスク、後半から入ったF・トーレスと怪我で退いたイニエスタに代わったペドロが次々にゴール。6−0でポーランド代表に圧勝。唯一、心配なのがイニエスタの怪我の状態だ。絶好調イニエスタは今の代表に欠かせないだけに怪我の具合が気になる所だ。

(スペイン通信)