今夜、チェルシー対リヴァプール戦

チェルシーのカルロ・アンチェロッティ監督が4日の試合で対戦するリヴァプールについて、シャビ・アロンソの移籍でチームは「何かを失った」と話した。

2007年のCL決勝で、当時ミランを率いていたアンチェロッティは、対戦相手のアロンソとハビエル・マスチェラーノのコンビに強い印象を受けている。それだけに、代わりを務めるルーカス・レイヴァは経験不足と映るようだ。

「リヴァプールの中盤は相手にものすごいプレッシャーをかけてきた。それはアロンソとマスチェラーノがファンタスティックな選手だからだ。ルーカスは若い選手で、もっと経験を積まなければならない。彼はとてもいいミッドフィールダーになるだろうが、アロンソが去ったことで彼らは何かを失ったんだ」

一方、ルーカスはチームに好不調の波があるのは、フェルナンド・トーレスとスティーヴン・ジェラードのせいではなく、チーム全体の問題と話した。

「チームが負けたときに、個人を責めるのは健全じゃないね。ジェラードとトーレスがワールドクラスの選手であることは誰もが知っているし、彼らはリヴァプールでとても重要な選手だ」
「だが、リヴァプールは個々人ではなく、チームとして成り立っている。つまり、僕らが勝てば、それはチームだったから。そして、負けた場合もそれは同じだ」
「チームがいいプレーをできたときこそ、個人もいいプレーができると僕は信じている。それはスティーヴィーの場合もナンドの場合も同じだ」
「もし僕らがチェルシーを破るなら、それはチーム全体がいいプレーをしたからだ。スタンフォードブリッジではいいプレーをして、うちのビッグな選手たちにその実力を思う存分発揮してもらいたいね」