前島祥子(撮影:野原誠治)
 1986年に発売され、SF文学賞の最高権威“ヒューゴ賞”をコミックスとして世界で初めて受賞したアメリカン・コミックの金字塔「ウォッチメン」。映像化が何度も断念されてきた同作を、「300(スリーハンドレット)」のヒットで一躍人気クリエイターとなったザック・スナイダー監督が実写映画化。劇場公開から半年が経ち、9月11日にブルーレイ&DVD化された同作のブロガー試写会に、“フレンド1.000人いかないと『クビ』と社長に言われました”アイドル・前島祥子が参加した。

――前島さんは、好きな映画のジャンルなどはありますか?

前島祥子(以降、前島):私は、アクション映画とかSFモノがすごく好きなんですよね。でも、ラブコメも観ます。どちらかと言うと、邦画よりは洋画が好きですね。

――そんな前島さんから見て「ウォッチメン」は如何でしたか?

前島:もう本当に大好きな部類です!内容が深くて、ストーリーが段々繋がっていくのがすごいなと思いました。展開が全然予想できなくて、場面とスポットを当てられるキャラクターがどんどん変わっていくので、観ていて飽きないですね。

――実在する歴史の陰で暗躍するウォッチメンの姿が描かれていますが、歴史上のミステリーなどには興味ありますか?

前島:歴史はそんなに詳しい方じゃないんですけど、ケネディ大統領のこととか、気になる事件はなんとなく知っていて。それが出てくることによって、SF映画なのに「本当にウォッチメンが存在したんじゃないか?」と思っちゃうぐらいのリアリティがあるのが、すごいなと思いました。

――それぞれの正義を抱いた6人のウォッチメンが登場しますが、1番共感できるヒーローと、逆にそうできないヒーローは誰ですか?

前島:ダニエル(ナイトオウル)が1番普通だから、1番理解できるなと思いましたね。いくらジョン(DR.マンハッタン)が偉大だったとしても、「人間を救えるのは、人間だけなんだな」って感じました。1番すごい力を持っているし、本当に神のような存在だけど、あまりにも人間を離れちゃうと、人間の気持ちが分からなくなって。でも、最後あんな形になるとは本当に思いもしませんでした(笑)。かなり予想外でした!

――逆に、1番自分との距離を感じるのは誰ですか?

前島:エイドリアン(オジマンディアス)だと思います。私はそこまで頭が回らないので(笑)。もう先の先を考えていたことに驚かされましたね。

――完全無欠のヒーローというよりは、人間味溢れる6人のウォッチメンが、それぞれの信念に基づいて行動する姿が描かれていますよね。

前島:そうですよねー。そこが本当にリアルでした。