シエナ・ミラー、イ・ビョンホン(撮影:野原誠治)
 27日、映画「G.I.ジョー」のジャパンプレミアが東京・豊洲で開催され、主演のチャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン、マーロン・ウェイアンズ、レイチェル・ニコルズ、スティーブン・ソマーズ監督がレッドカーペットに登場した。

 本作は、1964年に発売された人気玩具「G.I.ジョー」のアニメ版である「地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー」をベースとした実写作品。強靭な肉体と勇気、類い稀な行動力を持ったエキスパート集団「G.I.ジョー」が、数々のガジェットを駆使して、世界中を舞台に悪の集団“コブラ”との超刺激的なバトルを繰り広げるというハイパー・アクション・エンタテインメントだ。 「ハムナプトラ」シリーズのスティーブン・ソマーズ監督がメガホンを取り、「トランスフォーマー」のスタッフが集結した豪華な内容が、この夏最大の話題を呼んでいる。

 雨が降ったり止んだりという不安定な天候の中、キャストを一目見たいと駆けつけたファンは約1,000名。手作りのうちわや、ポスターを持参している人も多く、イベント開始前から豊洲は大変な熱気に包まれた。また、報道陣も海外メディア含め450名が集結し、その注目度の高さに驚かされる。

 シエナ・ミラー、レイチェル・ニコルズが、肩を大きく出したセクシーなドレス姿で登場し、観客を魅了。チャニング・テイタム、マーロン・ウェイアンズという今後注目の若手俳優陣はファン1人1人に握手、サインをしながら笑顔でレッドカーペットを歩いた。

 そして、今回一番多くの注目を集めていたのは、ハリウッド作品初進出であり初めて悪役に挑んだ、韓国の大スター、イ・ビョンホンだ。劇中では、真っ白な忍者衣装を披露しているイ・ビョンホンは、グレーのスーツ姿にメガネという姿で登場。リムジンから一歩踏み出しただけで、悲鳴にも似たファンの声援が響き渡った。そして、ステージに上がると「日本の皆さんこんにちは、イ・ビョンホンです。今日はありがとうございます」と流暢な日本語で挨拶。会場に入れず、外からその様子を伺っていたファンにまで手をふり、笑顔でお辞儀していた。

 最後に、スティーブン・ソマーズ監督の掛け声と共に「G.I.ジョー!」とキャスト陣が一斉に叫ぶと、300発の花火が打ちあがり夜空を色とりどりに彩った。キャスト陣が会場を去った後には、感動のあまり床に座り込んでしまう人が続出するなど、終始“刺激的”なイベントが幕を閉じた。

 映画「G.I.ジョー」は、8月7日(金)より日・米同時公開。

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