【エンタがビタミン♪】間寛平アースマラソン、汐留通過。Ｑちゃんを超える走行距離にびっくり。

間寛平が世界一周「アースマラソン」へスタートしてから11日目の12月28日17時8分。彼は番組に出演するため汐留の日本テレビに到着した。
多くの著名人が彼にコメントを寄せてくれた。中でもマラソンの高橋尚子が話した、彼が1日に走るのは現役時代の彼女を超えるという内容は、皆を唖然とさせた。

間寛平は12月17日になんばグランド花月（NGK）をスタートしてからヨットの待つ千葉の港まをめざして走り続けている。
28日の今日はスタートしてから573．4キロ地点となる汐留の日本テレビ野外特設スタジオに到着した。
寒風の中、ゲストの面々は寛平の到着前の走りを見ながら、彼の挑戦について語った。
東国原知事はマラソンランナーの立場から
「1日にフルマラソンを走るというのはできるんです。でもこれを2日、3日とやるというのはとんでもないことなんですよ」
「しかも、ヨットで海を横断しながら何年間もやるというのは前人未到ですよ」
とコメントした。
そして、寛平がきちんと信号待ちをする姿や、行き交う人々に声をかけ、手を振っているのを見ると、
「走りながら手を振ってこたえるのは倍以上のエネルギーを使うんですよ、ランナーとしてものすごくエライと思います」
と感心していた。
また、ビデオでも多くの著名人が激励のメッセージを贈っており、
「探偵ナイトスクープ」で局長をつとめる西田敏行からは
「とにかく無事で帰ってきて。お腹痛くなったらやめちゃって下さい。」
と涙をためながらのメッセ−ジが。
所ジョージからは
「悪いこと考えずにとにかく、わーって行っちゃってください」
というメッセージがあった。
今回の挑戦に不安を隠せないメッセージが多いのは当然だが、所ジョージの場合はポジティブで彼らしく、印象的だった。

そして、マラソンランナーを引退したばかりの高橋尚子からもメッセ−ジがあり、
「私も、現役時代は月に1200キロは走りましたが、寛平さんは1日に50キロ、月に1500キロを走るんですね。頑張ってください」
と具体的な数字でその凄さを表現してくれた。
これを聞いた会場のゲストたちは
「プロの走行距離を超えちゃってますよ。凄い」
と唖然としていた。

寛平の奥さん、光代さんの話しにはゲスト全員が感動した。
「とにかく、元気で。いえ、生きて帰って欲しい。違う形では帰ってきて欲しくないです」
と涙で話した。
しかし、笑顔で最後まで送ってあげたいとのことで寛平の前では涙は見せていない。
”いつも一緒に居た寛平と3年間も別々に暮らして大丈夫か”と聞かれると、
「二人別々で居ても大切な存在だと思えるように。お互いに成長しようね」
と寛平と二人で話し合ったという。

17時8分に汐留会場に到着した寛平は、いたって元気だった。
司会の福留功男が奥さんを呼ぼうとしたが、”照れくさいので来ないでいい”という仕草。
「奥さんに好きだとか気持ち伝えたことありますか」
と問われると
「好きなんやけど、照れくさいからあんまり言わない」
とそれとなく奥さんにメッセージを贈った。

アースマラソンの全走行予定は海路もいれて3万6000キロ。汐留で573．4キロを走り終わったことになる。
「どう思いますか、後、3万5426.6キロありますよ」
と振られた寛平は
「あれやろー。なかなか減らんのやー」
と走行距離の表示を指してとぼけていた。

やがて寛平は会話もそうそうに野際陽子手づくりのきつねうどんを食べると
「まだ、今日残り25キロ走らなあかんから」
と再び走り出した。

彼は東京オリンピック・パラリンピック招致大使に任命されており、行程の途中でデンマークのコペンハーゲンを走り開催都市発表に参加する予定になっている。
オリンピックの東京招致には賛否あるだけに、彼の挑戦にいらぬ評価がなされねばよいが。
しかし、そんな懸念が吹き飛ぶほどの世界的な大挑戦であることは間違いない。
この後も新年の1月1日に加茂川からヨットで海路に出発するので、12月30日には加茂川まで到着する予定で走る。
すでに、世界一周のスケジュールは着々と進んでいるのだ。
彼の走りを毎日24時間、ＫＤＤＩの衛星通信サービスで見ることができる。日本中で応援していきたい。

（編集部：真紀和泉）