ブラックバーンのMFデイビッド・ベントリーが今シーズン終了後の移籍を視野に入れていると明言。「イングランド代表でレギュラーポジションを獲得するために」と語り、ビッグクラブへの移籍を希望した。

 現在、ブラックバーンと契約交渉中のベントリーは、欧州カップ戦で経験を積んだ上で、イングランド代表のスタメンを確保したいとコメント。アーセナル時代の2005年に出場機会を求めてブラックバーンに移籍したベントリーだが、今回は大きなステップアップを求めた移籍になると語っている。

「僕の人生で大きな決断を下す時が来たようだ。フットボールの世界では何が起こっても不思議じゃないんだ。そして、時には強い気持ちで決断しなければならない。僕はとにかく欧州の舞台で戦いたい。最高のレベルを経験しなくてはならないと思っている。そして、2年後のワールドカップではレギュラーメンバーとして参加したいんだ。代表のキャリアもまだ始まったばかりだけれど、ハードワークを続けてポジションを取りたい」

 イングランド代表では、デイビッド・ベッカム、ショーン・ライト=フィリップス、アーロン・レノンらと右MFのポジションを争うベントリー。その獲得にはリバプールが興味を示していると言われており、シーズン終了後の移籍はほぼ決定的だ。そのプレースタイルから“ベッカム2世”とも評される23歳は、本家を超えるプレーでイングランド代表のスタメンを獲得することが出来るだろうか。

デイビッド・ベントリー(David Bentley)


生年月日:1984/08/27
所属   :ブラックバーン
国籍   :イングランド
ポジション:MF