17歳と216日のボージャンのチャンピオンズリーグ初ゴールがバルサとライカールト監督を救った。1日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ、シャルケ04対バルサ戦は0-1でアウェイのバルサが先勝し、準決勝進出に一歩近づいた。

 前半12分、イニエスタのスルーパスを左エリアのアンリがシュート。GKに阻まれたものの、そのこぼれ球をアンリがゴール前にパス。走り込んできたボージャンがゴールに流し込み、バルサが早い時間帯での先制に成功する。

 まずは同点を目指すシャルケ。後半はシャルケペースとなり猛攻をしかけたが、放ったシュートはネットを揺らすことはなく無得点に終わった。

 苦しみながらも1点を守り切り、アウェイでのシャルケ戦を制したバルサはいい形でカンプ・ノウでの2ndレグを迎えることになる。しかし、その差はたった1点。バルサのチーム状態から見ても安心できるスコアとは言えない。それでも、チャンピオンズリーグ史上2番目の若さでの初ゴールとなったボージャンのゴールはバルサファンに夢の続きを見させてくれることになった。

(スペイン通信)

ボージャン・クルキッチボージャン・クルキッチ(Bojan)


生年月日:1990/08/28
所属   :バルセロナ
国籍   :スペイン
ポジション:FW