今シーズン、セリエA監督解任の第1号となったリボルノのオルシ監督に続き、先日、レッジーナのフィッカデンティ監督が成績不振のため解任された。ここに来て立て続けの解任劇に、イタリア国内では「次は誰か?」と、盛んに予想されるようになっている。

 3人目の解任候補ナンバーワンはシエナのマンドルリーニ監督。10節終了時点で1勝5分4敗では致し方ないところだろう。また、以前レッジーナで中村俊輔を指導し、今シーズンからサンプドリアを率いているマッツァーリ監督も危機に立たされている。

 レッジーナでは結果を残したものの、サンプドリアでは今だに自らが求めるサッカーが展開できないことにサポーターからの批判が集中。水曜日に行われたミラン戦でもホームで0−5の大敗を喫し、翌日の練習場では抗議に訪れたサポーターとクラブ関係者がひと悶着するという事態も起こっている。

 結果がすべての監督業。“候補”監督たちの健闘を祈りたい。