昨シーズンはレンタル移籍で古巣ボカ・ジュニオルスで大活躍を果たしたが、期限終了で今シーズンからビジャレアルに戻った途端、再びフロントとの確執、ぺジェグリーニ監督との対立からポジションを与えられずにいるアルゼンチン代表のリケルメ。レンタル移籍前と状況は何も変わっておらず、ほぼ“飼い殺し”の状態は続く。

 そんな不遇の天才にユベントスが強く興味を抱いている模様だ。一説には、ユベントスですでに居場所を失っているチアゴとの交換トレードの可能性があるとのこと。リケルメ自身はイタリアでのプレーに前向きと伝えられており、ビジャレアルとしても金銭面の恩恵があれば、1月の移籍マーケットで放出するのは間違いない。果たしてリケルメは黒と白の縦縞を着ることになるのか。今後の動向を注目したい。