ホワイトソックス村上宗隆に求められるポストシーズンでの「意外な役割」
ワイルドカードでのポストシーズン(PS)進出へのマジックを「1」としていた村上宗隆(26)のホワイトソックスが日本時間25日、敵地カンザスシティーでロイヤルズを9-1で下し、地区優勝した2021年以来、5年ぶりのレギュラーシーズン突破を決めた。
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ホ軍は2023年から3年連続100敗以上を記録。2年連続100敗以上からのPS出場はメジャー史上初の快挙だ。
今季、ホ軍躍進の原動力となったのは言うまでもなくヤクルトから移籍1年目の村上だ。開幕から5月下旬に右太もも裏を痛めて負傷者リスト入りするまで20本塁打と量産し、ホ軍打線をけん引した。
前半戦終了間際に復帰してからは当たりが止まり、後半戦はここまで63試合で13本塁打(24日現在)。今月6日のツインズ戦で2ランを放ち、渡米1年目の日本人選手では初の30発の大台に乗せた。
開幕時の勢いは完全になくなったとはいえ、後半戦は主に4番を打つ村上にPSで求められるのはスラッガーよりむしろ、つなぎ役だ。
村上は、ここまで打率.204、ア・リーグ3位タイの190三振を喫するなど打撃に粗さが目立つ一方で、91四球は同6位タイ。申告敬遠はリーグ6位の8個と勝負を避けられるケースもあって、出塁率は.348とまずまずだ。
PSともなれば、相手のバッテリーからのマークがより一層、厳しくなるだけに、思うように仕事をさせてもらえないのは必至とみられる。まして、主に村上の前後を打つ3番グリチェク(打率.304、14本塁打、41打点)、5番メイドロス(同.273、16本塁打、63打点)が好調。特に終盤は揃って当たっており、直近30試合でグリチェクが打率.332、3本塁打、11打点、メイドロスが同.298、4本塁打、14打点だ。
村上は長打力だけでなく、持ち前の選球眼を生かして「つなぎの4番」に徹すれば、チームのPSでの躍進に貢献することになりそうだ。
