YouTubeが「Watch With」対象をライブ配信からすべてのYouTube動画に拡大、ライブ自動吹き替えもテストへ

YouTubeがクリエイターと一緒にライブ配信を視聴して、クリエイターが配信の実況をしたりコメントしたりできる機能「Watch With」の対象を、YouTubeのロング動画全般に拡大する方針を明らかにしました。
YouTube Live Updates: Showdowns, Co-Host & Auto-Dubbing - YouTube Blog
https://blog.youtube/news-and-events/made-on-youtube-live-tools-fan-funding-dubbing/

「Watch With」はYouTubeが2024年にテストを開始した機能で、対象となるクリエイターはライブ配信視聴中、「React live」ボタンでリアクションを発信したり、配信映像とともに自分の映像を流して実況したり生の反応を視聴者に伝えたりすることができるというものです。
当初はNFL中継を対象として導入され、その後、大型ライブ配信にも拡大しました。たとえば、渡辺直美さんは音楽フェスティバル「コーチェラ」の配信を2年連続で担当して盛り上げています。
YouTube × Coachella Lady Gaga ×NAOMI CLUB “Watch With”
本日の日本時間15:10頃からYouTube新機能の
Watch WithでコーチェラのGAGA様のパフォーマンスを私と一緒に観る生配信があります!
今週末は、わたくしが日本代表で担当します🌸ぜひ遊びにきてね🫶https://t.co/OPe5LVe3cr— 渡辺直美 (@watanabe_naomi) April 19, 2025
2026年からは、クリエイター同士の配信でリアルタイムにリアクションをやり取りする試みが導入されており、今回はさらに次のステップとして、適用範囲がライブ配信だけでなくすべてのロング動画に拡大されます。
機能は元動画のクリエイターとリアクション動画のクリエイターの双方に配慮されていて、リアクション動画のクリエイターは広告収入やファンからのスーパーチャットをそのまま受け取ることができます。一方で、元動画のクリエイターはクレジット表記がなされるほか、YouTube Studioで再生数が加算されます。また、「どの動画に対してリアクションを許可するか」が制御可能です。

このほか、これまではリンクを使ってオフラインのゲストを呼ぶことしかできませんでしたが、オンラインでライブ配信者同士をマッチングすることも可能になります。「配信中のクリエイターから選ぶ」か「マッチング待機リストに入ってYouTubeによる自動割り当てを待つ」かを選べるもので、2027年初頭に導入予定です。

同じく2027年には、共同配信で「ライブ対決」に参加できるようになります。これは視聴者からのチャットやギフト、スーパーチャットによりクリエイターのスコアが伸びるという対決システムで、共通の目的により双方のコミュニティが結束し、クリエイターは収益を伸ばすことができ、ファンは積極的に参加する機会を得るというものになる見込みです。

また、世界中の視聴者とつながれるように、2027年初頭からライブ自動吹き替え(オートダビング)の試験運用がスタートします。クリエイターの話し言葉がリアルタイムで自動翻訳されて、視聴者は自分の好みの言語で内容を聞くことができるようになります。
