小池百合子氏(C)日刊ゲンダイ

写真拡大

【フラッシュバック 疑惑と裏切りの小池都政10年】#3

【続きを読む】小池百合子のセコすぎる「政治とカネ」の前科…クリーンを気取った裏で自著爆買いにチョコ代訂正

 ■2016年7月11日付の紙面記事を再掲載

 東京都の小池百合子知事が今年8月で就任10年の節目を迎えた。東京五輪と築地市場移転の計画見直し、都議会自民党との対立、新党結成と国政進出、混乱続きのコロナ対策、そして灰色の自身の経歴──。「劇場」と称されたパフォーマンス都政は疑惑と裏切りの連続だった。都庁に君臨する「女帝」の本質を日刊ゲンダイのアーカイブから振り返る(年齢、肩書は当時のまま、一部敬称略)。

  ◇  ◇  ◇

 都知事選挙に向け暴走が止まらない小池百合子。きのう(8日)は外国特派員協会で“流暢な英語”をアピールだ。

 会場は160人もの大入りで、約30人の外国人記者が参加。冒頭の20分は小池がすべて英語でスピーチした。

「Two policy platform of Tokyo are Diver-City and Smart City」(東京をダイバーシティーとスマートシティーという2つの軸でつくっていきたい)

「of the people, for the people, by YURIKO KOIKE」

 決めゼリフやジョークも織り交ぜたスピーチは確かにうまい。

 その後の質疑応答では、「私は日本の伝統である“根回し”ができないので、突然の立候補になった」「防衛大臣の時、(逮捕された)事務次官と戦った。自民党のベテラン議員から叩かれた」「死文化していた女性登用の閣議決定を私が問題提起して、アベノミクスの“女性活躍政策”に反映させた」などと自分をほめまくり。

 ある外国人記者が、「ゆくゆくは首相になるつもりはないのか」と持ち上げると、「今は知事になることを考えている」とまんざらでもない様子。外国人記者は、なぜか小池に好意的だ。

 “シャンシャン会見”で終わろうとしていた時、ジャーナリストの江川紹子氏の質問が空気を一変させた。

「ヘイトスピーチ対策法が成立した。自治体の首長としてどう取り組むのか。小池さんは野党時代の2010年、ヘイトスピーチをやってきた“在特会”関連の講演をされていますが、事実ですか」

 小池は一瞬表情をこわばらせたが、キッパリとこう言った。

「対策法にのっとってやるべきことはしっかりやっていきます。いろいろな講演に出ていますが、在特会がどういうものか存じ上げませんし、主催された団体と在特会の関係も知らない。したがって在特会の講演をしたという認識はありません」

 当時、講演会の案内には〈演題:「日本と地球の譲りかた」講師:「小池百合子衆議院議員」主催:「そよ風」協賛:「在日特権を許さない市民の会 女性部」〉とハッキリ書いてある。

 “潔さ”をウリにするオンナにゴマカシは似合わない。(つづく=小池百合子のセコすぎる「政治とカネ」の前科…クリーンを気取った裏で自著爆買いにチョコ代訂正のトホホ)