決勝で韓国に敗れ、肩を落とす日本の選手たち

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 愛知・名古屋アジア競技大会(読売新聞社協賛)は20日、本格的に競技が始まり、バスケットボール男子決勝で、日本は韓国に57-67で敗れ、史上初の優勝には届かなかった。

 1962年ジャカルタ大会以来となる銀メダルを獲得した。女子1次リーグB組で、日本はカザフスタンに88-23で勝利し、2連勝を飾った。

若手主体のチームが終盤まで粘り

 「悔しい。でも、韓国の強度が出だしから上回っていた」と金近(千葉J)は声を絞り出した。一体感を武器に、宿敵の韓国をあと一歩まで追いつめたが、男子の日本は金メダルには届かなかった。

 序盤、チームを先導したのは金近だった。相手にマークされながら、3点シュートを軽々と決めた。流れが相手に傾きかけるとメンバーを入れ替え、黒川(A千葉)がゴール下に攻め込むシュートで続き、第1クオーターはリードして終えた。

 以降は、1点を競い合う張り詰めた展開が続く。第3クオーター、相手にリードを許しても主将の小川(宇都宮)が自らのドライブで切り込み、次々とシュートを決めて、必死に食らいついた。だが、相手ゴール前での不用意なファウルが続き、失速気味に。勝負の第4クオーターでも、反撃の糸口はつかめなかった。

 将来を見据えた育成の場として若手主体のチームで臨んだ日本。試合ごとにギアを上げ、中国などアジアの難敵を次々と撃破した。ここまで全勝の韓国にも粘りを見せ、「最後まで戦う姿は見せられた。僕たちの次の活躍に期待してほしい」と金近。「史上最強」とも評される日本のバスケット界全体の勢いと成長が確かに感じられる戦いだった。(反保真優)

女子大勝、田中がチームを鼓舞

 女子の日本は田中(トヨタ自動車)が攻守でチームを鼓舞した。流れが停滞した第2クオーター、「この状況を打開する」と奮い立ち、ゴール前に切り込んでシュートを決め、日本の連続得点につなげた。3人制との両立で磨いてきた判断力も光った。田中は「優勝を目指して練習を積み上げてきた。ディフェンスから流れを作る日本のバスケを見せ続ける」と決意を語った。