フライブルク鈴木唯人 鮮やかボレーで4戦4発 代表活動へ弾み「自信持って試合に入れている」
◇ドイツ1部 フライブルク2-2Eフランクフルト(2026年9月19日 フランクフルト)
フライブルクのMF鈴木唯人(24)が19日、2-2で引き分けた敵地のEフランクフルト戦に後半39分まで出場し、鮮やかな右足ボレーで今季4点目を決めた。1-2の後半3分に開幕3連勝中だったチームの無敗を維持する貴重な同点ゴール。得点ランクのトップに再浮上し、日本代表合流前最後の一戦で自信を手にした。
4戦4発。開幕から1カ月足らずで鈴木唯が早くも昨季と並ぶゴール数を記録した。「最近ひたすらシュート練習をしている。何も考えず、練習通りにうまく決められた」。ハットトリックを達成した開幕戦以来の得点で、前日に4点目を決めていたフランス代表FWオリセ(Bミュンヘン)らに並ぶ得点ランク首位に再浮上した。
技術が詰まった一発だった。1点を追う後半3分、味方が左を突破すると、遠いサイドのゴール前へワンテンポ遅れて入り、フリーになった。完璧なタイミングでクロスを右足インサイドで捉え、鮮やかなダイレクトボレー。「いい準備ができているし、自信を持って試合に入れている」と力を込めた。
ドイツ1部初参戦の昨季はリーグ戦25試合で4得点だった。ドリブルに磨きがかかり、今季はより得点に直結するプレーが増している。詳細なデータを基に採点するサッカー専門メディア「Sofascore」のスコアは1得点1アシストのFWシェルハントと並ぶ両チームトップの7・9。シュートにつながる4本のパスも評価され、2度のリードを許した一戦で「試合を立て直す原動力になった」と称えられた。
今夏のW杯北中米大会では1次リーグ第2戦チュニジア戦の途中出場のみに終わった。4年後に向けリスタートを切る日本代表の活動へ、この上ない弾みがついている。「シンプルに戦っている姿を見せれば、おのずと自分の良さは出てくる」。序列を覆すには十分な自信を手に、絶好調の24歳が日本へ戻る。

