避難者に食事を手渡すJA氷見市女性部の村田美知子部長(左)と谷井JAなのはな組合長(左から2人目)

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 【富山・氷見市】氷見市で発生した深刻な豪雨被害を受け、なのはな農協女性部は10日、避難所になっている「氷見市ふれあいスポーツセンター」で支援活動をした。不安な日々を送る被災者へ、心を込めて準備した食事を届けた。

 同女性部がJAなのはなの所有するキッチンカーを活用した炊き出しを発案。JA富山県女性組織協議会とJA氷見市女性部の協力も得て、両女性部員や協議会・JA関係者ら16人が参加した。

 避難所の夕食時間に合わせ、富山市の2026年産新米「コシヒカリ」と季節の野菜をふんだんに使った弁当、温かい手作りみそ汁と白玉ぜんざい、JA氷見市提供の「氷見はとむぎ茶」をセットにして提供した。避難者の一人は「あったかいご飯とおかず、みそ汁も用意してもらいありがたい。皆さんの心遣いがとてもうれしい」と話していた。

 8月27日の豪雨は氷見市で観測史上最大の24時間雨量362ミリを記録。市内各地で15カ所以上の河川が氾濫し、150カ所以上の土砂崩れが発生した。家屋の全半壊が9戸、浸水が530戸以上(うち床上182戸)確認されている。農地や農業施設にも大きな被害を残した。同センターには10日現在、長期避難者59人が身を寄せている。

 女性部の部長を兼務するJAなのはなの谷井悦子組合長は「能登半島地震の時もこの避難所へキッチンカーを派遣した。困ったときはお互いさまで、少しでも被災者の心の安らぎにつながればうれしい」と話をしながら避難者と接していた。JA氷見市の浮橋勉組合長も激励に駆け付けた。

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