2年ごとにiPhoneを買い替える夫が「iPhone 17は“実質24円”で買える」と大喜び。Appleでは「15万円以上」するのに、なぜ? 2年後に返却すれば本当に「24円だけ」で済むのでしょうか?
15万円以上するiPhone 17が「実質24円」になるのは本当?
Appleの公式サイトによると、iPhone 17の価格は下取りを利用せず256GBのSIMフリー端末を購入した場合、15万9800円です(2026年9月14日時点)。
仮に24円の負担で利用できる場合、通常の販売価格が15万円を超えることを考えると、金額だけを見れば非常に大きな差があります。
iPhone 17を24円で購入できる仕組み
iPhone 17を24円で購入できる背景には、「残価設定型」のサービスがあります。残価設定型は、端末の分割払い設定をしたうえで一定期間後の端末の価値(残価)を予想し、その期間後の支払い分を端末返却によって免除する仕組みです。
例えば、iPhone 17を48回払いにする場合、2年後の端末の想定価値をもとに残価があらかじめ設定されます。ユーザーが2年後に端末を返却すると、残りの分割払いは不要です。
端末価格を均等に48回で分割した場合、前半の24回で端末価格の約半分を支払うことになります。しかし、前半の24回分を低く、後半の24回分を高く設定し、さらにMNPによる割引などを組み合わせることで、前半の支払額を月1円まで抑えられるケースがあります。この場合、2年間(24ヶ月)の支払い総額は24円になるのです。
端末を返却しないと24円にはならない
残価設定型のサービスでiPhone 17を購入する場合、一定期間後に端末を返却する必要があります。上記の48回払いの例では、2年後の返却が必須です。
返却しない場合は後半分の支払いが免除されないため、通常価格でiPhone 17を購入することになります。
返却しても24円だけで済むとは限らない
残価設定型のサービスを使ってiPhone 17を購入し、一定期間後に端末を返却しても、必ずしも支払い総額が24円になるわけではありません。
返却時には査定が行われ、査定結果しだいでは追加の出費がかかるためです。例えば、あるキャリアでは、液晶・タッチパネルに異常が確認されると、「故障時負担金」として最大2万2000円から4万4000円を請求される可能性があります。
また、返却後に対象機種への買い替えを行わないと、残価設定型のサービスを利用する料金が数万円かかってしまうケースもあります。
さらに、他者からの乗り換えで申し込むのか、新規契約なのか、機種変更なのかなど、手続き方法が異なると、そもそもiPhone 17が24円にならないケースがある点にも注意が必要です。基本的には、他社からの乗り換え時に端末代金が安くなるようです。
このように、iPhone 17を24円で購入するには各種条件を満たしている必要があります。
残価設定型のサービスを利用すると24円でiPhone 17を購入できるケースがある
残価設定型のサービスを契約すると、キャリアによってはiPhone 17を実質24円で購入できるケースがあります。
サービスの内容や支払い総額はキャリアによって変わる可能性がありますが、通常価格と比べて破格の値段でiPhone 17を手に入れられるでしょう。
ただし乗り換えや返却など各種条件を満たさなければなりません。満たせなければ何万円もの負担を負うおそれがあります。
そのため、特典の適用条件や端末の返却条件、追加費用が発生するケースなどを事前に確認することが大切です。条件を理解したうえで利用するのであれば、iPhone 17の端末代の負担を抑える方法のひとつとして検討できるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

