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熊本県は15日、合志市に住む20代の女性がデング熱に感染したと発表しました。県内でのデング熱患者の発生は今年初めてです。女性は現在入院中ですが、快方に向かっているということです。

発症までの経緯――

熊本県によりますと、女性は、9月1日から4日にかけて、旅行のためベトナムへ渡航していて、滞在中に蚊に刺されたといいます。帰国後の8日に発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、倦怠感などの症状が出現し、症状が続いたため、14日に熊本市保健所管内の医療機関で受診し、検査の結果、デング熱への感染が確認されました。

デング熱とは――

デング熱は、ウイルスを保有する蚊(ネッタイシマカやヒトスジシマカ)に刺されることで感染する急性の熱性感染症で、東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域で広く流行しています。ヒトからヒトへの直接感染はないとされています。2~14日(多くは3~7日)の潜伏期間を経て、突然の発熱や頭痛、関節痛などの症状が出ます。現在、特異的な治療法や国内で利用可能なワクチンはなく、対症療法が行われます。

今年に入り、全国では9月6日時点で83件の感染が報告されていて、熊本県は、流行地域へ渡航する際は長袖・長ズボンを着用し、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないための対策を徹底するよう注意を呼びかけています。

また、国内でも、植木鉢の皿や古タイヤなど家屋周りの小さな水たまりをなくし、蚊の発生源を減らすよう求めています。