弔辞を述べる横浜高野球部の村田監督=14日、横浜市中区

 8月に亡くなった渡辺元智・元横浜高校野球部監督のお別れの会が14日、横浜市中区で開かれ、教え子のプロ野球選手や他校の監督など約1500人が名将をしのんだ。

 野球のダイヤモンドに横浜高校のマーク、ボールが花でデザインされた祭壇に、ユニホーム姿の渡辺さんの写真が飾られた。

 盟友として共に同校野球部を育てた小倉清一郎元部長(82)が「横浜では18日間雨だったが、今日はすごい晴天。渡辺監督らしい。天国でまた野球をやりましょう」とあいさつした。

 村田浩明・横浜高校監督(40)は「2年前の夏の神奈川大会決勝で東海大相模に負けた時、渡辺監督から進退伺いを出せと言われました」と明らかにし、「子どもたちは横浜高校を選んで入学してくる。絶対に負けてはいけない、何が何でも勝たせろというメッセージだと受け止めました。今、みんなで空を見上げて日々練習しています」と写真の渡辺さんに語りかけた。

 会場には横浜高校OBの筒香嘉智選手(横浜DeNAベイスターズ)ら多くの野球関係者が参列し、白いカーネーションを祭壇にささげた。