MBS

写真拡大

親子4人を切り付けるなどして重軽傷を負わせたとして、16歳の少年が容疑者死亡のまま書類送検されました。

傷害などの疑いで容疑者死亡のまま書類送検されたのは、大阪府内の高校に通っていた当時16歳の少年です。

警察によりますと、少年は今年7月、大阪市此花区の集合住宅の一室に侵入し、この部屋に住む女性(41)と、17歳と14歳の娘の頭などをカッターナイフで切り付けたほか、16歳の長男の口と両手を養生テープで縛り、後頭部を複数回踏みつけて歯を折るなど、4人に重軽傷を負わせた疑いがもたれています。

少年は長男と知人関係で、友人のSNSを通じて呼び出し、集合住宅の踊り場で長男に暴行を加えた後、長男の自宅に侵入しました。

その際、寝ていた母親と娘らに対して次々と暴行を加え、カッターナイフで切り付けるなどしました。娘に暴行を加えようとする少年を母親は必死に止めようとしたということです。17歳の娘は警察に通報しようと部屋の外へ出ましたが、少年は娘を追いかけたうえ暴行に及びました。そして母親が駆け付けて娘を部屋の中へ入れて、警察へ通報したということです。

一方、長男は自力でテープを引きちぎり、付近にある飲食店に駆け込み、店員を通じて警察へ通報しました。

少年は事件後、集合住宅の外階段の踊り場から転落し、搬送先の病院で死亡しました。

警察は、防犯カメラの捜査から、現場マンションに少年が台車を押して入ってくる姿などが確認されたことなどから、事件にかかわったと判断し、14日、少年を傷害容疑で容疑者死亡のまま書類送検しました。