「応募できる仕事がない」シニアの再就職、7割超が“年齢の壁” - それでも働きたい人は?
マイスター60は2026年9月11日、「仕事観と就業実態のアンケート調査」の結果を発表した。本調査は2026年6月、同社で就業中のスタッフ308人を対象に、Microsoft Formsによるアンケート調査で実施され、224人から有効回答を得た。
○再就職で最も苦労したこと、「応募案件探し(年齢の壁)」が71.0%
再就職活動で最も苦労したことを聞いたところ、「応募案件探し(年齢の壁)」が71.0%で最多となった。「履歴書等の書類作成」8.6%、「面接時の対応」5.9%を大きく上回り、応募できる求人を見つける段階に大きな壁があることが分かった。
また、何らかの苦労を挙げた人は92.3%にのぼった。

再就職で最も苦労したこと
年齢別では、「応募案件探し(年齢の壁)」を挙げた人は64歳以下で48.6%だったのに対し、65~69歳では74.0%、70~74歳では80.6%に上昇した。2024年6月の同形式調査では62.6%で、参考値ながら今回は8.4ポイント高くなった。

年齢別の再就職の壁
○再就職で年齢の壁を感じても、74.1%が新しい仕事への挑戦を希望
契約期間の満了などで現在の仕事が終了したとき、新しい仕事への挑戦を希望するか聞いたところ、「希望する」は74.1%となった。
「年齢の壁」に最も苦労したと答えた人でも75.2%が新しい仕事への挑戦を希望しており、全体とほぼ同じ水準だった。

現在の仕事終了後の新しい仕事への挑戦意向
新しい仕事への挑戦を希望した166人に、見つけたい仕事を1つ選んでもらったところ、「スキルを活かせる仕事」が54.8%で最多となった。次いで「体の負担が少ない仕事」27.1%、「報酬が良くなる仕事」10.2%、「未経験の仕事(スキルチェンジをはかりたい)」6.0%と続いた。

新しい仕事への挑戦で見つけたい仕事
○「健康である限り働きたい」が45.5%で最多、75歳以上では73.7%
何歳まで勤務を希望するか聞いたところ、「健康である限り」が45.5%で最多となった。次いで「75歳迄」26.8%、「70歳迄」15.2%、「80歳迄」9.8%、「65歳迄」2.7%となった。
「健康である限り」「75歳迄」「80歳迄」を合わせると、75歳まで、あるいはそれ以降も働きたい人は82.1%にのぼった。
年齢別にみると、「健康である限り」と答えた人は65~69歳で30.8%、70~74歳で47.9%、75歳以上では73.7%となった。

何歳まで勤務を希望するか
○70歳以上は「収入」と「社会との関わり」が働く目的でほぼ並ぶ
就業の目的を複数回答で聞いたところ、「収入を得るため」が63.8%で最多となり、「社会との関わり維持のため」50.4%、「自己の経験を活かすため」29.5%、「生きがいのため」21.0%、「後進への技術伝授のため」4.9%と続いた。

就業の目的
年代別では、69歳以下で「収入」が66.4%、「社会との関わり維持」が41.6%と24.8ポイントの差があった。
一方、70歳以上では「収入」が61.3%、「社会との関わり維持」が59.5%となり、差は1.8ポイントまで縮まった。

年代別の就業目的
さらに、「社会との関わり維持」または「生きがい」を目的に挙げた人では、82.6%が仕事にやりがいを感じていた。いずれも挙げなかった人では63.7%となり、約19ポイントの差がみられた。

働く目的と仕事のやりがい
○経験を活かした職種で働く人、やりがいは79.0%
現在の仕事が「経験を活かした職種」である人は73.0%、「経験とは異なる職種(キャリアチェンジ)」の人は27.0%だった。
仕事にやりがいを感じている割合は、経験を活かした職種で79.0%、経験とは異なる職種で64.4%となり、約15ポイントの差がみられた。
一方、仕事内容の満足度は経験を活かした職種で77.2%、経験とは異なる職種で78.3%と、ほぼ同じ水準だった。

経験を活かした職種と仕事のやりがい・満足度
経験を活かせる仕事に就くことは、仕事内容そのものへの満足度だけでなく、仕事のやりがいにも関係していることが示唆された。
※やりがいの有効回答は162人・59人、満足度は162人・60人。
○勤続5年以上は90.3%が仕事に満足、長く働く鍵は「自らの体調/家族の理解」
仕事内容について、「満足している」36.2%と「まあまあ満足している」41.5%を合わせると、77.7%が満足していると回答した。
勤続年数別では、勤続1年未満が65.6%、1~5年が77.2%、5年以上が90.3%となり、勤続年数が長い層ほど満足度が高かった。

勤続年数別の仕事内容への満足度
現在の仕事を長く継続するために重要なものを複数回答で聞いたところ、「自らの体調/家族の理解」が69.6%で突出した。
次いで「職場環境」25.9%、「勤務形態(週2~3日勤務、時短勤務等)」25.4%、「報酬」22.8%となった。

仕事を長く継続するために重要なもの
○AI活用率は47.1%、リスキリングは約8割が前向き
業務でのAI活用状況を聞いたところ、「常に活用している」9.0%と「時々活用している」38.1%を合わせ、47.1%が活用していると回答した。
年齢別では、64歳以下54.3%、65~69歳55.1%、70~74歳34.7%、75歳以上47.4%となり、75歳以上でも半数近くがAIを活用していた。

年齢別のAI活用状況
リスキリング・学び直しについては、「始めている」「準備を開始している」を合わせて22.5%がすでに行動に移していた。
「始めようと考えている」「気にはなっている」は57.2%で、両者を合わせると約8割がリスキリングに前向きだった。「興味はない」は20.3%だった。

リスキリング・学び直しの状況
これから行動しようとしている人まで含めると、75歳以上でも71.1%となった。また、会社のIT化については、92.3%が「問題ない」と回答した。
※AI活用には、生成AI・検索・文章作成・業務支援ツールなどを含む。AIの有効回答は223人、学び直し・IT化は222人。
○現役シニアからは「社会とのつながり」「経験を活かす」などの声
「働き続けて得た一番大切なもの」については、「社会とつながりを持ち続け生きがいや健康を保つこと」「定年退職後も、新しい仕事を通じて、社会と繋がっていけること」といった声が寄せられた。
一方、「年金だけでは生活は出来ても、趣味は継続出来ない」と、収入を挙げる声もあった。
「これから再就職を志す方々へのアドバイス」では、「現在の『体力』『希望条件』『譲れない優先順位』を客観的に見つめ直すこと」「今まで培った経験スキルを活かせる仕事を選んだ方がいい」「通勤時間は短い方が長続きします」などの回答が寄せられた。
○再就職で最も苦労したこと、「応募案件探し(年齢の壁)」が71.0%
再就職活動で最も苦労したことを聞いたところ、「応募案件探し(年齢の壁)」が71.0%で最多となった。「履歴書等の書類作成」8.6%、「面接時の対応」5.9%を大きく上回り、応募できる求人を見つける段階に大きな壁があることが分かった。

年齢別では、「応募案件探し(年齢の壁)」を挙げた人は64歳以下で48.6%だったのに対し、65~69歳では74.0%、70~74歳では80.6%に上昇した。2024年6月の同形式調査では62.6%で、参考値ながら今回は8.4ポイント高くなった。

○再就職で年齢の壁を感じても、74.1%が新しい仕事への挑戦を希望
契約期間の満了などで現在の仕事が終了したとき、新しい仕事への挑戦を希望するか聞いたところ、「希望する」は74.1%となった。
「年齢の壁」に最も苦労したと答えた人でも75.2%が新しい仕事への挑戦を希望しており、全体とほぼ同じ水準だった。

新しい仕事への挑戦を希望した166人に、見つけたい仕事を1つ選んでもらったところ、「スキルを活かせる仕事」が54.8%で最多となった。次いで「体の負担が少ない仕事」27.1%、「報酬が良くなる仕事」10.2%、「未経験の仕事(スキルチェンジをはかりたい)」6.0%と続いた。

○「健康である限り働きたい」が45.5%で最多、75歳以上では73.7%
何歳まで勤務を希望するか聞いたところ、「健康である限り」が45.5%で最多となった。次いで「75歳迄」26.8%、「70歳迄」15.2%、「80歳迄」9.8%、「65歳迄」2.7%となった。
「健康である限り」「75歳迄」「80歳迄」を合わせると、75歳まで、あるいはそれ以降も働きたい人は82.1%にのぼった。
年齢別にみると、「健康である限り」と答えた人は65~69歳で30.8%、70~74歳で47.9%、75歳以上では73.7%となった。

○70歳以上は「収入」と「社会との関わり」が働く目的でほぼ並ぶ
就業の目的を複数回答で聞いたところ、「収入を得るため」が63.8%で最多となり、「社会との関わり維持のため」50.4%、「自己の経験を活かすため」29.5%、「生きがいのため」21.0%、「後進への技術伝授のため」4.9%と続いた。

年代別では、69歳以下で「収入」が66.4%、「社会との関わり維持」が41.6%と24.8ポイントの差があった。
一方、70歳以上では「収入」が61.3%、「社会との関わり維持」が59.5%となり、差は1.8ポイントまで縮まった。

さらに、「社会との関わり維持」または「生きがい」を目的に挙げた人では、82.6%が仕事にやりがいを感じていた。いずれも挙げなかった人では63.7%となり、約19ポイントの差がみられた。

○経験を活かした職種で働く人、やりがいは79.0%
現在の仕事が「経験を活かした職種」である人は73.0%、「経験とは異なる職種(キャリアチェンジ)」の人は27.0%だった。
仕事にやりがいを感じている割合は、経験を活かした職種で79.0%、経験とは異なる職種で64.4%となり、約15ポイントの差がみられた。
一方、仕事内容の満足度は経験を活かした職種で77.2%、経験とは異なる職種で78.3%と、ほぼ同じ水準だった。

経験を活かせる仕事に就くことは、仕事内容そのものへの満足度だけでなく、仕事のやりがいにも関係していることが示唆された。
※やりがいの有効回答は162人・59人、満足度は162人・60人。
○勤続5年以上は90.3%が仕事に満足、長く働く鍵は「自らの体調/家族の理解」
仕事内容について、「満足している」36.2%と「まあまあ満足している」41.5%を合わせると、77.7%が満足していると回答した。
勤続年数別では、勤続1年未満が65.6%、1~5年が77.2%、5年以上が90.3%となり、勤続年数が長い層ほど満足度が高かった。

現在の仕事を長く継続するために重要なものを複数回答で聞いたところ、「自らの体調/家族の理解」が69.6%で突出した。
次いで「職場環境」25.9%、「勤務形態(週2~3日勤務、時短勤務等)」25.4%、「報酬」22.8%となった。

○AI活用率は47.1%、リスキリングは約8割が前向き
業務でのAI活用状況を聞いたところ、「常に活用している」9.0%と「時々活用している」38.1%を合わせ、47.1%が活用していると回答した。
年齢別では、64歳以下54.3%、65~69歳55.1%、70~74歳34.7%、75歳以上47.4%となり、75歳以上でも半数近くがAIを活用していた。

リスキリング・学び直しについては、「始めている」「準備を開始している」を合わせて22.5%がすでに行動に移していた。
「始めようと考えている」「気にはなっている」は57.2%で、両者を合わせると約8割がリスキリングに前向きだった。「興味はない」は20.3%だった。

これから行動しようとしている人まで含めると、75歳以上でも71.1%となった。また、会社のIT化については、92.3%が「問題ない」と回答した。
※AI活用には、生成AI・検索・文章作成・業務支援ツールなどを含む。AIの有効回答は223人、学び直し・IT化は222人。
○現役シニアからは「社会とのつながり」「経験を活かす」などの声
「働き続けて得た一番大切なもの」については、「社会とつながりを持ち続け生きがいや健康を保つこと」「定年退職後も、新しい仕事を通じて、社会と繋がっていけること」といった声が寄せられた。
一方、「年金だけでは生活は出来ても、趣味は継続出来ない」と、収入を挙げる声もあった。
「これから再就職を志す方々へのアドバイス」では、「現在の『体力』『希望条件』『譲れない優先順位』を客観的に見つめ直すこと」「今まで培った経験スキルを活かせる仕事を選んだ方がいい」「通勤時間は短い方が長続きします」などの回答が寄せられた。
