月バイパスの現道状況(画像:愛知県)

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2本目のトンネルが貫通!完成に向けて着々と進む工事

 愛知県が整備を進めている国道473号「月バイパス」で、2本目のトンネルが2026年6月11日に貫通を迎えました。完成に向けて本格的な整備が進められています。
 
 完成したらどう便利になるのでしょうか。

 国道473号は愛知県の三河湾にある蒲郡市を起点に、静岡県牧之原市に至る総延長268kmの一般国道です。

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 愛知県側は岡崎市や豊田市の旧下山村、設楽町などを経由し、静岡県側では浜松市や島田市などを経由。M字のルートを描きながら、地域の重要な交通ネットワークとして日々多くの車両が利用しています。

 そのうち設楽町神田から静岡県境の東栄町月にかけて、山間の酷道と呼ばれる難所を回避するルートとして計画されたのが、延長約3.4kmの月バイパスです。

 現道は両町の境にある御殿川の深い谷に沿って敷設されています。山に囲まれた地域ということもあって線形が悪く、一般車のすれ違いが困難な場所も多い1.5車線の道路です。

 現道が抱える問題点を解消し、両町を結ぶ安全な交通を実現する月バイパスは、2本のトンネルと、3本の橋梁で構成される歩道付き2車線道路で構成します。

 2025年10月に「槻トンネル」(1877m)が貫通し、2026年6月には「神田トンネル」(700m)が無事に貫通を迎えました。

 月バイパスはトンネル、橋梁、周辺の土木工事が同時進行で進められており、事業の完了予定は2030年度を目標に順調に工事が進められている状況です。

 月バイパスが完成すれば、地域住民の生活交通が劇的に改善するだけでなく、2015年に開通している豊田市側の「設楽バイパス」と接続し、中心街へのアクセスが向上します。

 さらに、2026年3月に東栄町では、三遠南信道・鳳来峡IC~東栄IC間が開通しており、新東名高速などの高規格幹線道路に対するアクセスも向上。

 これまで高速道路から程遠かった設楽町や東栄町をはじめ、愛知県全体の交通ネットワークにメリットをもたらすと期待が寄せられています。