《補助金の検証が不十分だった》高知市長・副市長・議員給与を削減議案を可決【高知】
高知市が市議会の任意団体に補助金を出していたことについて、市と市議会は9月11日、使い道の検証が不十分だったことなどを理由に市長と副市長、そして議員の給与を10月から3か月間減額することを決めました。
高知市は、高知市議会の任意団体である「高知市議会観光振興議員連盟」に対して、1999年から年間70万円の補助金を交付していました。
市の基準では、交際費や飲食費への補助金の使用は認められていませんが、例外的に地域貢献活動だとして長年認められてきました。
11日の市議会で、高知市の桑名市長は―。
■桑名市長
「この補助金が懇親会経費等に充てられていたこと、また使途の妥当性の検証や制度そのものに関する議論が十分でなかったことにつきましては、市民の皆様にご理解とご協力をお願いする立場として、責任を重く受け止めております」
市は、10月から3か月間、桑名市長の給与を20パーセント、弘瀬・神谷両副市長の給与を15パーセント減額する議案が提出されました。
また、議員側からも同じ期間に議員の給与を10パーセント減額する議案が出され、2つの議案はともに、全会一致で可決されました。
また、議会の閉会後には、「観光振興議員連盟」の役員会が開かれ、今後の活動のあり方を協議。
その後、再び議場に、議員全員が集まり臨時総会を開いて、2026年度の収支計画についての見直し案を満場一致で承認しました。
見直し案は2026年度すでに受け取った35万円分の補助金の返還や会費を10月以降、これまでの500円から1000円に引き上げ県外への出張旅費などを大幅に削減しています。また、議員連盟は今後、補助金を一切受け取らないことも決めました。
臨時総会は、非公開でおこなわれ、異論はなかったということです。
■高知市議会観光振興議員連盟竹村邦夫会長
「(長年)気がつかなかったって、嘘だろと思うかも分かりませんが、本当に気がついていれば、改めています。大変ご迷惑をかけました。今後も、皆さん、市民のために全力を尽くしてまいりますので、今回は、どうかお許しいただければと思います」
観光振興議員連盟の竹村邦夫会長は、補助金がなくなっても今後の活動に影響はないとし、これまでと同じように高知の観光を盛り上げていくとしています。

