治安戦略アナリストの小比類巻文隆氏が、「【山形県酒田市】高橋優斗くん(6)行方不明。手がかりなく捜索続く。元警視庁刑事が解説」と題した動画を公開した。山形県酒田市で行方不明となっている小学1年生の高橋優斗くん(6)について、事件の経緯や現在の捜索状況、今後の捜査方針を元警視庁刑事の視点から解説した。

動画ではまず、優斗くんが行方不明になった経緯が説明された。9月5日午前8時頃、自宅1階のリビングにいた優斗くんは、自ら玄関の鍵を開けて外出したとみられている。その後、午前9時頃に自宅から約700メートル離れた「東泉町6丁目公園」で目撃されたのを最後に、足取りが途絶えている。

行方不明時の特徴として、身長約120センチの痩せ型で、黒髪の短髪であることが挙げられた。服装は紺色と赤色の「スパイダーマン」のつなぎを着ており、中には「たかはしゆうと」とひらがなで記されたランニングシャツを着用していた。また、裸足で紙おむつをつけており、会話がうまくできない状態であったという。

警察は連日数十人態勢で捜索を行っており、ヘリコプターを用いた上空からの捜索や、近隣住民への聞き込みを実施している。特に、最後に目撃された公園のすぐ近くには幅10メートル以上の川が流れており、小比類巻氏はこれを「水難事故の可能性を考慮したものだと言える」と分析した。さらに、9月8日には公園周辺で検問を実施し、通行車両から提供された約10台分のドライブレコーダーの映像解析を進めている。現時点では「事件性を示すような状況はない」とされており、本人が徒歩で移動したとみられている。

小比類巻氏は、突然の事態に心を痛める家族の状況に触れつつ、一刻も早い発見を願うと強調した。また、9月5日午前に東泉町周辺を通行したドライバーに対し、当時のドライブレコーダー映像の確認を強く呼びかけた。「そういった小さなことが手がかりになりますね」と語り、些細な情報でも酒田警察署(0234-23-0110)へ提供してほしいと訴え、動画を締めくくった。

チャンネル情報

元警視庁刑事・国際捜査官。1993~2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。