同時期にオランダ代表でプレイしたファン・ペルシー、ロッベン、スナイデル photo/Getty Images

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以前のオランダ代表には、優秀なFWが多い攻撃的なチームとの印象が強かったのではないか。マルコ・ファン・バステンやデニス・ベルカンプ、ルート・ファン・ニステルローイ、ロビン・ファン・ペルシー、アリエン・ロッベンなど、ワールドクラスのアタッカーが多く輩出されてきた。

しかし、近年はどちらかといえばDFの方が目立つ。リヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイク、アーセナルDFユリエン・ティンバーなど、今の強みは最終ラインにあると言っていいだろう。

こうしたDFの成長に加えてオランダ伝統の攻撃陣も育っていれば今頃面白いチームになっていたのだが、DFの成長に対して攻撃陣では目立つタレントが少なくなっている。

アヤックスやマンチェスター・ユナイテッドで指揮官を務め、今年からはトゥエンテのテクニカルディレクターを務めているエリック・テン・ハーグは、もっと攻撃陣を育成しないといけないと危機感を示している。

「15年ほど前までは、優秀なDFを育成出来ていない国という評価だった。しかし今の我々は優秀なアタッカーが不足している。攻撃陣の育成にはもっと力を入れるべきだろう。ストライカーとして1対1の状況で優位に立つことだったり、ヘディングといった専門分野に十分な重点を置いているだろうか」

「例えばノルウェーだ。彼らは前から優れたアタッカーを輩出し続けている。ハーランドだけではない」

今のオランダもリヴァプールのコーディ・ガクポやローマのドニエル・マレンなど力のあるアタッカーは数枚いるが、過去に比べると小粒になった印象があるのも事実。テン・ハーグが指摘する攻撃改革は今のオランダに欠かせないものと言えそうだ。