金融教育家の塚本俊太郎氏が、YouTubeチャンネル「塚本俊太郎の金融リテラシーチャンネル」にて「【2026年最新】変動10年vs新窓販国債10年 乗り換えで得する人・損する人」と題した動画を公開した。動画では、個人向け国債「変動10年」から「新窓販国債10年」への乗り換えが有効かどうかについて、金利差が生じる仕組みやシミュレーションを交えて解説している。

塚本氏はまず、2026年9月募集の個人向け国債「変動10年」の適用利率が1.95%であるのに対し、「新窓販国債10年」の応募者利回りが2.943%となっており、その差が約1%(0.99%)開いている点に着目。「変動10年を買っている人は、新窓販国債10年に買い替えることも選択肢になる」と提起した。

この金利差が生じる理由について、塚本氏は変動10年の金利決定ルールを解説する。変動10年の金利は「基準金利×0.66」で算出されるため、市場金利が上昇するほど新窓販国債との金利差が広がる仕組みになっているという。一方、新窓販国債10年は「市場の金利そのもの」が反映されるため、近年の金利上昇に伴い、両者の差が顕著になっていると指摘した。

さらに、実際に乗り換えた場合のシミュレーションも提示。変動10年を中途換金する際、直近2回分の利子が差し引かれるが、現在の金利差であれば「およそ2年で取り戻せる」と試算した。ただし、乗り換えることで満期が再び10年先に延びることや、新窓販国債は中途売却時に市場価格によっては元本割れする可能性があるというデメリットも忘れてはならないと警告する。

最後に塚本氏は、どちらを選ぶべきかは「利回りだけでは決められない」と強調。今の金利を満期まで確実に受け取りたい場合は新窓販国債、将来的なさらなる金利上昇や途中で換金する可能性がある場合は変動10年など、それぞれの目的と「2つの国債の特性を理解して購入・乗り換えを判断しよう」と締めくくった。

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元金融庁金融教育担当で、現在は金融教育家の塚本俊太郎です。 このチャンネルでは、普通のひとが学ぶべきお金の知識・判断力(金融リテラシー)について発信しています。金融リテラシーの柱は、家計管理、ライフプランニング、資産形成の3つ。金融リテラシーを身につけて、お金を賢く活用しましょう。 毎週水曜18時に動画アップ予定です!